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Louis the Well-Beloved | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | French Revolution 1 |
総語数 | 102,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Random House UK,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:社会派もの , 歴史,
総ページ/349ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780099493365(0099493365),
言語/English,
価格/8.99 GBP-Pounds,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/1959,
備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
1715年、太陽王と呼ばれたフランスのルイ14世が没します。太陽王はもう死が近いと悟ってから、治世をやり直したいと思いました。特に、自分の見栄のための戦争とヴェルサイユ宮殿のために庶民に沢山の税金を課したことを、後悔していました。それで、せめて後継ぎに忠告をしたかったのですが、まだ5歳の曾孫ルイ15世は当然、聞いていませんでした。
ルイ15世が幼い間は、オルレアン公フィリップ(ルイ14世の弟の息子)が摂政を務めました。フィリップは悪人との評判が強いのですが、意外に無害で、国のためを思っていました。しかし、ルイ15世の養育係は、フィリップがルイ14世の息子、皇太子夫妻と孫の1人を毒殺したと信じており、ルイ15世も毒殺されるのではと恐れていました。 一方、人々はパンが高くなっても、血税を惜しげもなくつぎ込んだ宮殿の豪華さに憤っても、それはオルレアン公(と晩年のルイ14世)が悪いのであって、ルイが自分で治めるようになれば変わるだろうと思い、美しい少年をWell - Belovedと呼びました。しかし、ルイ15世は庶民のほとんどを占める「汚い人たち」が嫌いで、手を振ったりするのを嫌がっていました。 ルイの花嫁には、なるべく影響力の少ない、美女でなくて地位もなくて財産もない娘をということで、周囲の者が選んだのはポーランド王位を追われたスタニスラスの娘マリー・レクザンスカでした。女性経験のない15歳のルイは21歳の王妃を、もっとも完璧な女性とあがめます。【柊】 |