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Bad Queen, The : Rules and Instructions for Marie Antoinette | ||||||
Carolyn Meyer | ||||||
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YL(平均) | 6.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Young Royals 6 |
総語数 | 79,718語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Harcourt Inc. US, 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/420ページ, メディア/書籍:ISBN 9780152063764(0152063765), 言語/English, 価格/18 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ハードカバー, 主対象年齢/高校生, 初版発行年/2010, 備考/ペーパーバック版あり。 | |
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.0 ~ 7.0 |
1768年ウィーン。ハプスブルク家の大公女マリー・アントワネットはフランス王太子との婚約が決まります。ハプスブルク家はオーストリアなどを支配する名門で、フランス王家とは長く敵対していました。今回、いずれ王妃になる王太子妃(Dauphine)をハプスブルク家から出すことで、長年の関係を改善しようとしたのです。
しかし、語り手にして主人公のアントワネットにはそんな考えは一切なし。次々に出てくるRuleとついた章タイトルは、国際問題に発展しかねないものや、国内を大騒動に巻き込みそうなものばかり。 魅惑的な少女はフランス宮廷に乗り込むやいなや、どんどん敵を作っていきます。特に彼女が目の仇にしたのが「エチケット」。現国王ルイ15世の祖父ルイ14世の代に作られた、様々な、一見意味のなさそうでうるさいだけの決まりがフランス宮廷を支配していたのです。 窮屈なエチケットを嫌う奔放な少女の気持ちは良くわかるのですが、それがのちに大変なことになるのでした。 アントワネットを批判するだけでなく、誤解された点もきちんと見ていて、中々公平な視点だと思いました。【柊】 |