| Good Morning, Midnight | ||||||
| Jean Rhys | ||||||
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| YL（平均） | 5.0 |
|---|---|
| お薦め度（平均） | ★★★★★ |
| シリーズ名 | Penguin Modern Classics |
| 総語数 | 46,578語 （出版社提供） |
| その他詳細項目 | |
| 出版社/その他， 種類/一般， ジャンル/Fiction：芸術， 総ページ/159ページ， メディア/書籍：ISBN 9780141183930(0141183934)， 言語/English， 価格/7.99 GBP-Pounds， サイズ/， 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg， 装丁/ペーパーバック， 主対象年齢/大人， 初版発行年/1939， 備考/出版社:Penguin Group | |
| 音源 |
ＩＳＢＮ： 備考：「Good morning, midnight」BBCラジオドラマ |
| 邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
| 映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
| 書評委員のお薦め度：★★★★★ 読みやすさレベル(YL)：4.0 ～ 6.0 |
| 1930年代のパリ。主人公Sophia Jansenは服屋（もっとお洒落にブティック？）で働いている。
自分で自覚しているよりもかなり気が滅入っている彼女は、アルコールが入って「正気になる」とやりきれなくなる。 上司に言われたことが理解できなかったけれど、上司の間違いを指摘できず、仕事のできない馬鹿者といわれる。道ですれ違った人の無礼な行動に、いつかその頭を卵の殻みたいにくしゃっと割ってやると心の中でつぶやいてやり過ごす。 自殺か大量殺人か、何かをしそうな程危うい精神状態におかれていて、読むとこちらもぴりぴりしてきます。 初版は1939年ですが、とてもそうとは思えない、非常に現代的な作品です。2000年に発表された、都会に住む現代人の孤独と病んだ心を描写したものといわれても信じるかも。 森博嗣の「スカイ・クロラ」や、ハンドラーの「殺人小説家」を連想しました。【柊】 |