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Castile for Isabella | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Isabella and Ferdinand 1 |
総語数 | 95,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Random House UK,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:歴史,
総ページ/324ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780099510321(0099510324),
言語/English,
価格/7.99 GBP-Pounds,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/1960,
備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
15世紀のスペイン。
カスティリア王女イサベラは4歳で父ジョンを亡くします。父はイサベラ王妃のヒステリーと、その先にある狂気をおそれて、何でも言うとおりにしてきました。イサベラ王妃の生まれたポルトガル王家には、狂気が遺伝しているという噂があり、少なくとも王妃イサベラは狂気の人でした。 ジョン王亡き後、王位は前王妃の子であるヘンリーに継承されます。王妃イサベラは新しい王に自分の子ども、イサベラとその弟のアルフォンソが殺されるのではないかと疑い、宮廷のあるマドリードから逃げ出します。 新王は12年間結婚していたアラゴン王女ブランシェと離婚して、ポルトガル王女ジョアンナを妻に迎えます。ブランシェはアラゴンに帰されます。 アラゴン王は二人目の王妃ジョアンの野心に巻き込まれ、亡き妻ブランシェの産んだカルロスではなく、ジョアンの産んだフェルディナンドにアラゴン王国を継がせたいと思っています。前の妻ブランシェはナヴァール女王だったので、その子どものカルロス、ブランシェそれにフランスへ嫁いだエレアノールにはナヴァール王国の継承権もあります。三つの王冠をめぐって、争いは毒殺さえも含んで広がります。 カスティリアでは新王が愛人を持つと、対抗して王妃もベルトランという愛人を持ちます。王は王妃の影響でベルトランを相談役にし始め、以前からカスティリアを牛耳っていたヴィレナ侯爵は面白くありません。 イサベラ王女は狂気の遺伝がないことになっていますが、何かというと長時間祈ったり、一度話に出ただけのフェルディナンドとの婚約を結婚する運命と信じ込み、会ったこともないフェルディナンドを思い続ける辺り、どうも私にはついて行けません。 Beltranejaはベルトランの娘という意味のスペイン語です。【柊】 |