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Sixth Wife,The | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Tudors 5 |
総語数 | 109,711語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/278ページ, メディア/書籍:ISBN 9780609810262(060981026X), 言語/English, 価格/13.95 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/1953, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
ヘンリー8世の最後の王妃の物語です。
Katherine Parrはまだ少女のうちにかなり年上のお金と地位のある人と結婚し、死に別れてまたすぐに似たような結婚をしました。今、三十代になって、今度こそ好きな人と結婚するつもりでいます。相手はThomas Seymour。ヘンリー8世の3番目の王妃で唯一の王子の母、ジェインの兄です。 国王の義理の兄弟で、次の国王の伯父ということで、シーモア兄弟は宮廷での影響力を増していますが、弟のトマスの方は、宮廷一魅力的な男性という定評もあります。 二人は、キャサリンの二人目の夫の喪が明けたらすぐに結婚するつもりでいました。しかし、ヘンリー8世は喪が明けきらないうちにキャサリンに求婚してしまいます。 すでに二人の王妃を処刑しているヘンリー8世。だからといって結婚を拒否すると、国王に逆らったということで処刑されかねません。 キャサリンは夫の機嫌を損ねると命が危ないという結婚生活に耐えますが、耐えた先に、報われる日は来るのでしょうか。 ヘンリー8世の治世も長く、機嫌を損ねた者はすぐに処刑ということになりかねないという状態も長く続いており、段々とおかしくなってくるのはキャサリンだけではありません。サレー伯爵の考えと行動は、追い詰められて、突き抜けてはいけないものを突き抜けてしまったようで、この本の中でも特に印象的な人物でした。【柊】 |