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Courts of Love, The : The story of Eleanor of Aquitaine | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Queens of England |
総語数 | 200,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:歴史 , 恋愛,
総ページ/561ページ,
メディア/書籍:ISBN 9781400082506(1400082501),
言語/English,
価格/13.95 US$,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1987, 備考/出版社:Random House |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.0 ~ 8.0 |
12世紀に、フランス王妃とイングランド王妃になったEleanor of Aquitaineが主人公で語り手の小説です。
フランスのアキテーヌ公爵の跡継ぎとして生まれたEleanor。公爵だった祖父Williamは恋愛と女性のすばらしさを自ら歌う詩人。Philippaという妻がいたにもかかわらず、Chatelleraut子爵と結婚していたDangerosaと恋に落ち、自分の宮廷に連れてきて、一緒に暮らしていました。Dangerosaは自分が公爵夫人になれない代わりに、子爵との間に生まれていた娘とWilliamの息子を結婚させ、公爵夫人にしました。そして生まれたのがEleanor。Dangerosaが宮廷にいることを嫌がって出ていったPhilippaを理解できないEleanorは、すっかり祖父の宮廷に馴染んで成長します。 祖父と父の死により、15歳でDuchess of Aquitaine(アキテーヌ女公爵)となったEleanorはフランスの王太子Louisと結婚しますが、結婚と前後してフランス国王が没。あっという間にフランス王妃になります。しかし、本来僧侶になるべく育てられたLouis VIIと、恋愛・詩・美しいものを愛するよう育てられたEleanorの気が合うはずもなく……。 基本的に死ぬまで書く作家なので、どこかでめでたしめでたしとかないのがいいです。 歴史の本によると、当時のアキテーヌ公爵領はフランス国王領よりも広く、アキテーヌがあるとないとではフランスの大きさは大幅に変わります。そこを理解していると、話がわかりやすいです。十字軍についても調べておくと、さらにわかりやすいかも。 シリーズ名はついていますが、他の作品と関連性はなく、ジャンル分けのようなものです。【柊】 |