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Thursdays at Eight | ||||||
Debbie Macomber | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 6.7 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 96,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Harlequin,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:人間もの,
総ページ/377ページ,
メディア/書籍:ISBN 9781551668918(1551668912),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/2001,
備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:木曜日の朝、いつものカフェで 備考:デビー・マッコーマー著 石原まどか訳 扶桑社 2003 扶桑社セレクト |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.5 ~ 7.0 |
「日記を書く」講座で知り合った4人の女性たちは、講座が終わったあとも毎週木曜朝8時に会うことを決める。夫の浮気で離婚しその苦しみから抜けられないClare、夫との死別後、子供も独立して孤独を感じているElizabeth、女優を目指しているが家族に理解されないKaren、子育ても終わり自分の店を開いたばかりで妊娠してしまうJulia。
お互いに悩みや苦しみを共有していく中で、それぞれが新しいステージに向かっていく姿がしっかりと書かれています。 境遇も年齢も異なる4人の女性が集まり友情を育むという展開は、The Shop on Blossom Streetや続編のA Good Yarnと同じです。この本では各章とも3人称で綴られる本文と日記との2つのパートで構成されている点が目新しいですが、離婚などモチーフも似ているところがあり、1つのパターンから抜け出せていない感はあります(この本のほうが先に書かれています)。 ただ個人的には、前の2作が少し現実的でない部分を感じてしまったのに比べ、この作品は地に足が着いたシビアな展開で、その分、主人公たちのラストに拍手を送りたくなる爽やかな読後感でした。 英語は2作よりほんの少し難しめ。 |