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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ かおり ] 更新者:[ かおり ] 登録日時:07/07/14 22:49:29 /更新日時:07/07/22 11:31:16
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Thursdays at Eight
Debbie Macomber
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YL(平均) 6.7
お薦め度(平均) ★★★★★
シリーズ名
  
総語数 96,000語 (概算)
その他詳細項目
出版社/Harlequin, 種類/一般, ジャンル/Fiction:人間もの, 総ページ/377ページ, メディア/書籍:ISBN 9781551668918(1551668912), 言語/English, 価格/  , サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/2001, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 タイトル:木曜日の朝、いつものカフェで
備考:デビー・マッコーマー著 石原まどか訳 扶桑社 2003 扶桑社セレクト
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)6.5 ~ 7.0
「日記を書く」講座で知り合った4人の女性たちは、講座が終わったあとも毎週木曜朝8時に会うことを決める。夫の浮気で離婚しその苦しみから抜けられないClare、夫との死別後、子供も独立して孤独を感じているElizabeth、女優を目指しているが家族に理解されないKaren、子育ても終わり自分の店を開いたばかりで妊娠してしまうJulia。
お互いに悩みや苦しみを共有していく中で、それぞれが新しいステージに向かっていく姿がしっかりと書かれています。
境遇も年齢も異なる4人の女性が集まり友情を育むという展開は、The Shop on Blossom Streetや続編のA Good Yarnと同じです。この本では各章とも3人称で綴られる本文と日記との2つのパートで構成されている点が目新しいですが、離婚などモチーフも似ているところがあり、1つのパターンから抜け出せていない感はあります(この本のほうが先に書かれています)。
ただ個人的には、前の2作が少し現実的でない部分を感じてしまったのに比べ、この作品は地に足が着いたシビアな展開で、その分、主人公たちのラストに拍手を送りたくなる爽やかな読後感でした。
英語は2作よりほんの少し難しめ。

<レビュー>