ヘルプ |
Private Peaceful | ||||||
Michael Morpurgo | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.0 |
---|---|
お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 47,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Harper Collins UK,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:社会派もの , 人間もの,
総ページ/179ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780007150076(0007150075),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/高校生,
初版発行年/2003,
備考/ |
|
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:兵士ピースフル 備考:マイケル・モーパーゴ著 佐藤見果夢訳 評論社 2007 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.5 ~ 7.5 |
やっとひとりになれた。今夜、ぼくはここで一夜を過ごす。今夜は一秒も無駄にしたくない。今夜が永遠に続けばいいのに。夜明けが来なければいいのに。
戦場では罪のない者に対しても不条理なできごとがまかりとおってしまう。家族への想い、怖れ、そして誇りをもって行動するということ。これは第一次世界大戦に向かったある兵士のお話です。 主人公のひとり語りの形で物語は進行します。刻々と過ぎてゆく"今"という時間、その限られた時間の中で主人公はいままでの18年弱の自分の人生を振り返っていきます。最初の思い出は、3つ年上の兄、Charlie に連れられて学校へ初めて行ったときのこと。父のこと、Big Joe、母、そして Molly のこと。読み進むうちに、彼の回想はだんだん"今"に近づいてきます。そして明らかになってきます。夜明けにどんな状況が彼を待っているのかが。 これ以上読みたくないけど読まずにはいられない。実にいろいろなことを考えさせられます。しんどい本ですが、おすすめです【かのん】 |