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Pied Piper | ||||||
Nevil Shute | ||||||
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YL(平均) | 7.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 93,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:人間もの , 冒険,
総ページ/272ページ,
メディア/書籍:ISBN 9781842322789(1842322788),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/1942,
備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:パイド・パイパー - 自由への越境 備考:池 央耿 (翻訳)、東京創元社 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.0 ~ 8.0 |
第2次大戦、空襲下の London のクラブの1室でわたしはある老紳士の話をきいていた。老紳士の名は Howard 。気ままな休日を過ごそうと渡仏していたところへドイツ軍がフランスへ侵攻。英国へ帰国しようとする彼は、同宿の英国人夫婦から幼い子どもたちをいっしょに英国へ連れていってほしいと頼まる。常時であれば1~2日で終わるはずの英国への旅は、子どもの急病で足どめ、交通は遮断、ホテルは閉鎖。戦火を避けても逃れきれない。ドイツ兵が駐留する町をぬけ、英国へ渡るべく港をめざす一行にさらに子どもたちが加わっていく…。
前半は子どもたちと Howard の話が中心、後半は Howard と彼の旅に加わったフランス人女性との心の交流が中心になっていきます。子どもたちの未来という希望のために、淡々と忍耐強く、芯が通った行動を続ける老紳士 Howard はいかにも英国人気質で好感がもてます。第二次大戦中の1942年に出版された作品です。 明確でシンプルな文章。たまにフランス語、ドイツ語の会話が混ざりますが、とばしても大丈夫です。【かのん】 |