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Quilt, The | ||||||
Gary Paulsen | ||||||
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YL(平均) | 6.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 14,606語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Random House USA,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:人間もの , 歴史,
総ページ/90ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780440229360(0440229367),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/2004, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.7 ~ 6.3 |
第2次大戦中、6歳の少年は母と二人、シカゴに暮らしていました。父は出征中で、母はやがて
見知らぬ男たちを連れてくるようになりました。母とは暮らせなくなった少年は ミネソタ州の カナダ国境に近い所に住む祖母Alidaのところに身を寄せます。 祖母は彼の寂しさを理解し、傷ついた心をしっかり受け止めてくれます。 親戚のKristinaのお産が近づいているというので、Alidaは少年を連れ、Kristinaの家に移ります。 Kristinaは臨月を迎えながら、出征中の夫に代わって農場を切り盛りしている美しい人でした。 その家には続々とお手伝いの女の人たちが集まります。 難航するお産・・・ 待機している女性たちは 故国ノルウェーの習慣に従い、一枚のキルトの周りに集まり、 そこに繋ぎ合わされた1枚ずつについて物語っていきます。 そして・・・ やさしい微笑みと言葉と、何よりもその後姿で少年に生き方を教えたAlidaが印象的でした。 確かな手ごたえを感じる作品です。 (メイ) |