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In the Shadow of the Crown | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Queens of England |
総語数 | 177,731語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/405ページ, メディア/書籍:ISBN 9780609810194(0609810197), 言語/English, 価格/13.95 US$, サイズ/, 縦204mm× 横131mm 厚み24mm 重さ310g, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1988, 備考/シリーズ名はTudor Queensと分類されていることもあります。Tudor Sagaになっていることもあります。 |
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音源 |
ISBN:1856952274 備考:カセット14本、朗読時間19時間15分。 |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
イングランド初の女王、16世紀のメアリ一世、通称Bloody Maryの物語です。Mary, Queen of Scotsは従姉妹で、フランス王妃Mary Tudorは叔母で、それぞれ別人です。
6人の王妃を持ったことで有名なヘンリー八世の、最初の王妃Katharine of Aragonとの間の、唯一生存している子ども、それがPrincess of Walesのメアリ王女でした。王位を継ぐことはほぼ確定。優しい母と、ヨーロッパで最も偉大なる君主といわれる父、それに養育係のCountess of Salisburyといった人々に囲まれ、メアリは幸せでした。 ところが、そこに「あの魔女」母の侍女だったAnne Boleynが現れます。ヘンリー八世は、彼女と結婚するために王妃と離婚しようとします。メアリは母にも会えず、王女でもなくなってしまいます。 死期が近づいてから生涯を振り返るという形式で書かれているので、恋ではなかった初恋や、離婚の始まりなど、後から振り返ってこういう意味だったのかと気づきながら、回想が進んでいきます。前半部分はAnneの物語である「The Lady in the Tower」と重なっていて、両方読むとより面白いです。Anneが「あの魔女」で終わらないところもいいです。【柊】 |