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Elizabeth I : Red Rose of the House of Tudor | ||||||
Kathryn Lasky | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 4.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Royal Diaries |
総語数 | 38,541語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Scholastic USA,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:歴史,
総ページ/236ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780590684842(0590684841) ( 絶版 ),
言語/English,
価格/10.95 US$,
サイズ/,
縦195mm×
横135mm
厚み18mm
重さ290g,
装丁/ハードカバー,
主対象年齢/小学校高学年,
初版発行年/2002,
備考/ |
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音源 |
ISBN:1400101352 備考: |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):3.0 ~ 4.0 |
1544年イングランド。のちのElizabeth I(エリザベス一世)が付け始めた日記がこの本という設定である。
エリザベスは11歳。六回結婚したことで有名なイングランド国王ヘンリー八世と一度はその王妃だったアン・ブーリンの子である。母は、エリザベスが3歳にならないうちに、ヘンリー八世の命令で処刑された。 ヘンリーの元王妃Anne of Clevesとの交流や、ヘンリーの元王妃で処刑されたために幽霊になって出るというCatherine Howardをなぐさめようとするなど、子どもらしさと(主にヘンリー八世のせいで)ちょっと変わった日常が書かれた、エッセイのような小説である。 食事の内容だとか、生活の細かな描写も詳しい。ただ、「アン・ブーリンは小さなchestを棺代わりに埋葬されたけど、切られた頭を胸にのせたから、ちゃんと入ったのよ」とか、結構怖いです。 巻末には歴史の説明がついていて、イングランド史上最高と呼ばれた、偉大な女王エリザベス一世の姿が見られる。 ちなみに、エリザベス・フリークから一言。写真ページの最後の、エリザベスの墓の上の石像に穴が空いているのは、本来ついているはずのネックレスなどの装飾品をはずしたためである。とある伝記の写真を見ていたところ、この写真にはないネックレスを発見して、謎が解けた。 My Royal Storyの一冊としても刊行。【柊】 |