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Mary, Bloody Mary | ||||||
Carolyn Meyer | ||||||
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YL(平均) | 5.3 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Young Royals 1 |
総語数 | 45,890語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/227ページ, メディア/書籍:ISBN 9780152164560(0152164561), 言語/English, 価格/6 US$, サイズ/, 縦178mm× 横115mm 厚み18mm 重さ150g, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/小学校高学年, 初版発行年/1999, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.0 ~ 6.0 |
16世紀イングランド。王女メアリは8歳で従兄の神聖ローマ皇帝と婚約するが、裏切られる。しかし、父ヘンリー8世は機嫌良さそうに、メアリに次期国王の身分「Princess of Wales」を与える。その代わり、メアリはWalesにあるLudlowにマナー係のCountess of Salisburyと共に送られる。父は絶対の存在で、様々ないやな命令が「王が望まれたから」という理由で説明される。今回もそうだった。母キャサリンは厳しい人だったが、母と離れるのは辛かった。クリスマスには帰れたが、次はイースターだというメアリに、母はなぜかそうだったらいいわねというような言葉を返す。
それでも、母と離れるだけならよかったのだが、やがて父は一人の侍女に目を止めて……。 この話だけだとほとんどシンデレラで、苦難に遭うお姫様の話として読むと面白いのですが、その後のメアリの人生を考えると、かなり考え込んでしまいます。 やはり子ども向けの話というか、他の人の苦難には思いやらない話になっています。死の近いメアリが振り返るという形なので、人生の最後までアン・ブーリンを許さなかったのね、という。【柊】 |