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Doomed Queen Anne | ||||||
Carolyn Meyer | ||||||
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YL(平均) | 5.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Young Royals 3 |
総語数 | 52,635語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/228ページ, メディア/書籍:ISBN 9780152050863(0152050868), 言語/English, 価格/5.95 US$, サイズ/, 縦178mm× 横115mm 厚み18mm 重さ150g, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/小学校高学年, 初版発行年/2002, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.0 ~ 6.0 |
1536年イングランド。ヘンリー8世の王妃アン・ブーリンは処刑を前に、今までの人生を振り返る。
貴族だが名門ではない家柄、それほど裕福でもない。姉のメアリと違い美人でなく病気がちで色黒な少女だったアン。スペイン領オランダ総督のマーガレットの宮廷でフランス語やマナーを身につけ、フランスに渡る。 一方メアリはヘンリーの寵姫としてもてはやされていた。その前はフランス王フランソワの寵姫だったが、ブーリン家の父はメアリを利用して出世し、メアリをほめていた。 アンはヘンリーを初めて見た時から、その目を惹くことを考えていた。それも愛人ではなく王妃になると宣言していた。しかし、彼女に用意されたのは母方の(歴史の本によると本当は父方)オーモンド伯爵家をめぐる政略結婚。アンは婚約者を嫌い、ノーサンバーランド伯爵家の後継ぎのハル・パーシーに惹かれる。 アン、敵を作りすぎです。嫉妬とか強すぎるし。本の一番初めで出会うアン以外の人物、姉のメアリもかなり嫌な人です。キャサリン・オブ・アラゴンも、他の本で読むのと違って、負の感情を抑え込まない人になっている。全体に、好きになれる人が少ない。面白いですけど。 シリーズですが、どの巻から読んでも大丈夫です。発表順では3巻目ですが、時系列では1巻目の「Mary, Bloody Mary」より前になります。【柊】 |