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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ かのん ] 更新者:[ MOMA親爺 ] 登録日時:04/08/29 21:43:32 /更新日時:05/11/14 22:51:40
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Louis Braille - The Boy Who Invented Books for the Blind -
Margaret Davidson
この本を購入する      
YL(平均) 3.9
お薦め度(平均) ★★★★
シリーズ名
  
総語数 10,700語 (概算)
その他詳細項目
出版社/Scholastic USA, 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Nonfiction:Non Fiction, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN 9780590443500(059044350X), 言語/English, 価格/  , サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/1971, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 [邦訳出版物情報はありません]
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)4.0 ~ 4.5
 Louis Braille は12歳。目が見えません。Louis は盲目の人がわかりやすい文字の表記方法を考案しようします。3年かかって、Louis はアルファベットを浮き上がった6つの点のパターンで表現する方法を開発します。点字です。英語では Louis の名前をとって「braille」と呼ばれています。Louis Braille の一生を描きます。
 本の裏表紙には実際にAからZまでの点字が印刷されています。読み取れるかどうか試してみてください。【かのん】

<レビュー>

■ この書籍には3件のレビューがあります
1. お薦め度:★★★★  YL:3.5  点字のことをbrailleと呼ぶのですね。
 投稿者:MOMA親爺  2005/11/14 22:51:40

近代の点字を発明したのは一人のフランス人であった。
きびしい生活の中で、夢を追い求めて人類に類い希な財産を残して去った。
死後百年たち、世間はLouis Brailleの偉業に目覚めた。
100年を祀る行事にはヘレンケラーも参列したという。
いまではフランスの偉人達が眠るパンテオンに祀られている一人の男の物語である。


2. お薦め度:★★★★★  YL:3.5  信念
 投稿者:sumisumi  2005/08/08 06:47:44

1800年代の障害者のくらしは現在よりずっと社会的に厳しいものでした。どうみてもこれまでよりもずっと改善されるアイディアだったのに、なかなか振り向いてもらえないどころか、障害もあります。しかし、決してあきらめることなく、ずっと信念を持って貫いた結果、現在多くの人が点字で本を読めるようになったのですね。平易な文章ですが、考えさせられますし、感動します。


3. お薦め度:★★★★★  YL:4.0  人間の強さ
 投稿者:ペギー双葉山  2005/02/15 22:05:47

今ではごくあたり前に目(指)にする点字だが、
19世紀初頭には、アルファベットがそのまま浮き出るものしかなく、
高価で、かさばり、簡単には作れないため、
視覚障害者が自分で本を読む機会など、皆無に等しかった。

ヘレンケラーより100年早く生まれたBrailleの時代には、
点字はまだ存在しなかった。
それよりもまず、盲人は本を読む必要はないと思われており、
盲人で、しかも12歳の子どもの考案した点字を使って
本を作ろうなどという者はいなかったのだ。

それでも希望を失わなかったBrailleの勇気に拍手を送りたい。