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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ じゅん ] 更新者:[ まりあ ] 登録日時:04/04/15 00:00:00 /更新日時:14/08/13 01:50:12
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Last Coyote,The
Michael Connelly
この本を購入する      
YL(平均) 7.7
お薦め度(平均) ★★★★★
シリーズ名
 Harry Bosch  4
総語数 124,099語 (出版社提供)
その他詳細項目
出版社/その他, 種類/一般, ジャンル/Fiction:犯罪物 , 推理物, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN 9781455550647(1455550647), 言語/English, 価格/  , サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1995, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 タイトル:ラスト・コヨーテ 上 下
備考:マイクル・コナリー著 古沢嘉通訳    扶桑社   1996.6
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)7.0 ~ 8.0
Harry Boschsシリーズの4作目。Boschはある事件の容疑者の取り扱いに関して、上司のPounds警部補に暴力を働いてしまい、休職処分になって、強制的に精神分析医とのカウンセリングを受けさせられることになります。そのカウンセリングの中で、自分のやるべきことを考えることになったBoschは、30年以上も前の、自分の母親の殺害事件の謎に取り組みはじめました。今はもうかなりの老人になってしまった当時の関係者たちを探しながら捜査を進めるうちに、Pounds警部補が死体で発見され、殺人容疑がBosch自身にかかります。
 とっても面白くて、読み終わるのがもったいなかったくらい。ミステリー好きには絶対お薦めです。(じゅん)

<レビュー>

■ この書籍には2件のレビューがあります
1. お薦め度:★★★★★  YL:7.5  しばらく他の本は読みたくない。
 投稿者:ポロン  2004/11/11 22:15:12

 今までの3作で、少しずつBoschの過去が明らかにされてきましたが、この第4作で、ついにBoschは、彼の心の闇の根源である母親の殺害事件と対峙することになります。自らの手で事件の真相を焙り出すことで、Boschの傷はさらに深まってしまいます。読みながら、まるで彼がそばに息づいているかのように、Boschの怒り、哀しみ、やりきれなさをともに感じてしまいました。
 これほどまでに深い痛みと哀しみを抱えて、Boschはこれからどうやって生きていくのでしょう……。シリーズ中、大きな節目となる作品です。

 The Last Coyote のプロローグとして書かれ、本書からは削除された『1961』(総語数:1305語)という章を、
Michael Connelly の公式サイト(http://www.michaelconnelly.com/)で読むことができます。トップページから、
「Books」→「The Last Coyote」→「Lost Chapter」→「1961」とたどってください。本書読了後にどうぞ。


2. お薦め度:★★★★★  YL:8.5  これを最初に読まないで下さい。
 投稿者:間者猫  2004/06/21 15:40:45

読後、もう一度読み返したくなりました。深い余韻の残る1册です。
前3作に比べて読みやすく感じました。その分渋さが減ったような気がします。
作中でHarry Boschが聴いている音楽と自分の好きな音楽がダブるので
結構自分としては嬉しいです。(間者猫)