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Red Dragon | ||||||
Thomas Harris | ||||||
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YL(平均) | 9.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Doctor Lecter 1 |
総語数 | 102,967語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Dell, 種類/一般, ジャンル/Fiction:犯罪物, 総ページ/454ページ, メディア/書籍:ISBN 9780440206156(0440206154), 言語/English, 価格/7.99 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1981, 備考/2度映画化されています。1度目は『レッドドラゴン/レクター博士の沈黙』 | |
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:レッドドラゴン(上)(下) 備考:トマス・ハリス著 小倉多加志訳 早川書房 2002 ハヤカワ文庫 |
映画・ビデオ化 |
タイトル:『レッドドラゴン』 備考: |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):8.5 ~ 9.5 |
満月の夜、アラバマ州バーニンガムでジャコビ家5人が惨殺される。次の満月の前夜、ジョージア州アトランタでリーズ家5人が惨殺。現場の状況はまるで同じだった。一切の共通点がないこの2家族。FBI捜査官クロフォードは元捜査官ウィル・グレアムに殺人現場を見ることを頼みに行く。グレアムは卓越したプロファイリング能力で2度も精神異常犯罪者を逮捕したことがあるのだ。グレアムの視点で捜査状況が語られる一方、連続殺人犯ダラハイドの生い立ちと現在が描かれる。物語の中心はグレアムとダラハイドだが、グレアムが犯人像についての意見を求めに行く服役囚の精神科医レクター博士(グレアムにより逮捕)、新聞記者ラウンズ、盲目の女性リーバなどが事件にからみ、緊張感は増していく。次の満月までにグレアムは犯人を捕まえることができるのか?捜査の過程が丁寧に語られる一方、グレアムとダラハイドの心理描写が秀逸。語彙は難しいが、文章は歯切れよく無駄がない。なお、この本の続編にThe Silence of the LambsとHannibalがあり、Red Dragonでは脇役だったレクターの重要度が一冊ずづ増して行きます。【Kian】
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