| Traveller in Time, A | ||||||
| Alison Uttley | ||||||
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| YL（平均） | 7.8 |
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| お薦め度（平均） | ★★★★ |
| シリーズ名 | |
| 総語数 | 81,000語 （概算） |
| その他詳細項目 | |
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出版社/Penguin Books UK，
種類/児童書/Teens向，
ジャンル/Fiction：空想小説，
総ページ/276ページ，
メディア/書籍：ISBN 9780140309317(0140309314)，
言語/English，
価格/ ，
サイズ/，
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg，
装丁/ペーパーバック，
主対象年齢/ ， 初版発行年/1939， 備考/ |
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| 音源 | [音源情報はありません] |
| 邦訳 |
タイトル：時の旅人 備考：岩波少年文庫 |
| 映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
| 書評委員のお薦め度：★★★★★ 読みやすさレベル(YL)：8.5 ～ 8.5 |
| 歴史上の事件を素材にしたタイム・ファンタジー。
転地療養のため、サッカーズという親戚の古い農場で過ごすことになった少女、Penelope。そこは昔、一帯の荘園領主、Babington一族の屋敷だった。ある日、彼女は思いがけず１６世紀の昔にタイムスリップし、Babinｇton家の人々と心を通わせるようになる。Babinｇton家の若き当主Anthonyは、エリザベス女王によって幽閉されているスコットランド女王Maryを救い出そうと画策していた・・・。 １６世紀のむせかえるような匂いがたちのぼってくる描写。美しい言葉の響き。登場人物の存在感。 全編のベースに、メアリー女王の悲劇的なイメージが流れ、ロマンチックで哀切な物語に仕上がっています。過去と現在を行き来しつつ、少女は生きていくことの苦味、哀しみを知り、大人になっていきます。 最終章はせつなく感動的です。 スコットランド女王メアリー・スチュアートと、その周辺の歴史的背景知識がある方が楽しめます。（ポロン） |