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Wizard of Earthsea, A | ||||||
Ursula K. Le Guin | ||||||
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YL(平均) | 8.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | ゲド戦記 1 |
総語数 | 60,993語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Bantam USA,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:空想小説,
総ページ/183ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780553262506(0553262505),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1968, 備考/総語数を概算67000語から出版社提供60993語に修正 2006.07.23【さば猫】 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:影との戦い 備考:ア-シュラ・K.ル=グウィン著 清水真砂子訳 岩波書店 1999.10 ゲド戦記 1 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):8.5 ~ 8.5 |
世に名高き伝承の魔術師ゲド。この第1作では、彼がまだ名前も知られていなかった少年の頃の話が語られていきます。舞台となるのはアースシー(Earthsea)と呼ばれる架空の地で、多くの島からなっています(詳細な地図つき)。血気にはやる少年ゲドは、魔法の修行中に恐ろしい力を秘めた「暗黒の影」を地上に召喚してしまいます。
よくあるパターンの、邪悪な敵を最後に魔法で倒しておしまいという冒険活劇とは全く違います。神話のような雰囲気の、これぞ「物語り」という感じで読者を引っぱって行きますが、退屈なところは有りません。 重厚な話で、英語の方も非常に密度が濃いです。使われている単語自体はそれほど難しくないようですが、会話の部分も少なく、情景や心理描写が主体の骨太英語でなかなか手強かったです。飛ばし読みでがんがん進もうとすると、逆にあまり楽しめないと思います。じっくり読むことをお薦めします。 話の中にいったんはまり込むと、容易なことでは抜け出せなくなるぐらい面白いです。但し、好き嫌いの分かれる作品かもしれません。(レモン) |