少ない語数の中で過不足ない人物描写がなされていて読みやすかった。ひとつひとつの決断は違えど感情はリンクしているという提示も興味深く、物語に深みを与えていると思う。

イラストのせいもあるかもしれませんが、ヨーロッパ映画のようなクールさのある作品です。しかも、このレベルでは珍しく、先の予測がつかない。電車に突き落とされた女と、同じ顔を持つふたりの男の話は、どう交錯するのか？　１章が２ページ程度しかないこともあって、グイグイ読み進めます。おすすめです。

SFの世界になじみのないわたしでも楽しむことができました。
謎の多い終わり方で、なんだかうずうずします。

終わった後、何度も読みたくなりました。4000語あるので、読みごたえもあり。
こんな簡単な単語で、ここまでのストーリーを作れることに感動しました。
必読!!!

どうなるだろうと先が気になって、どんどん読めました。SFといっても、普段SFを読んでいなくても、とっつきやすいと思います。最後は、余韻のある終わり方でした。

こまかい章にわかれているので読みやすかったです。
パラレルワールドについての説明が非常にくわしく、
わかりやすく書かれていて、SFにあまりなじんでいない方でも
気軽に読めると思います。
最後に主人公がどうなったのかはっきり書かれていない終わり方が
私には余韻があっていいと思いました。
このシリーズのレベル１は全部読みましたが、
この本は気に入りました。