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Murder Most Royal | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
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YL(平均) | 8.3 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Tudors 3 |
総語数 | 181,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他, 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/461ページ, メディア/書籍:ISBN 9781400082490(1400082498), 言語/English, 価格/14.95 US$, サイズ/, 縦204mm× 横131mm 厚み30mm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/1972, 備考/出版社:Random House | |
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):8.0 ~ 9.0 |
16世紀イングランド、共にヘンリー8世の王妃になった2人の物語。
Anne Boleynは父方は貴族ではないものの裕福な家系、母はノーフォーク公爵令嬢で、フランス国王ルイ12世に嫁いだイングランド王女Mary Tudorの供としてフランスに渡り、フランスで育ちます。帰国したAnneは母方の親戚のハワード家で生まれて間もないCatherineと顔を合わせます。また、お忍び(のつもり)のイングランド国王ヘンリー八世をからかったことから、次の愛人候補として目をつけられます。 一方のキャサリン・ハワードはノーフォーク公爵ハワード家の人間で、親が裕福でないのと、母が早くに亡くなったので、前公爵夫人のもとで育てられます。 この版は2006年に出ていますが、初期作品のようです。Anneのフランス時代のエピソードも短く、「The Lady in the tower」のそれと比べると、説明不足です。「Mary, Queen of France」を読んでいると、あの場面かとわかる部分もありますが、読んでいないとなんのことかわからない箇所があります。また、1ページで段落を変えているのが一カ所だったりと、半ページも同じ段落が続く場所があり、視覚的にも読みにくいです。二人の話が別々に書かれた「The Lady in the tower」(アンの話)、「The rose without a thorn」(キャサリンの話)を読んだ方が読みやすいかもしれません。 この本自体も面白いのですが、最初の30ページほどが特にわかりにくく、半分ほどでアンのストーリーが終わり、一旦流れが断ち切られるので、それを乗り切るためには、ジョージの妻のジェインに注目すると良いです。ただ、長いので結構読み切るのは大変です。【柊】 |