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Man who Died Laughing, The & Man who Lived by Night, The | ||||||
David Handler | ||||||
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YL(平均) | 7.3 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Hoagy & Lulu 1 |
総語数 | 163,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:推理物, 総ページ/337ページ, メディア/書籍:ISBN 9780976715795(0976715791) ( 絶版 ), 言語/English, 価格/18 US$, サイズ/, 縦203mm× 横130mm 厚み20mm 重さ350g, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/大人, 初版発行年/2006, 備考/The man who died laughing(笑いながら死んだ男)とThe man who lived by night(真夜中のミュージシャン)の合本。1988年と1989年にそれぞれ出版されているが、2006年著作権が更新されているので、加筆の可能性あり。 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「笑いながら死んだ男」「真夜中のミュージシャン」 備考:デイヴィッド・ハンドラー、講談社文庫、いずれも絶版 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
著者前書きがついた合本。このホーギー・シリーズを今後2作品ずつ一冊にまとめて出版予定。ホーギー・シリーズ誕生のいきさつなどが書かれている。
The man who died laughing。処女作が大ヒットした小説家ステュアート・ホーグ(ホーギー)は、子ども時代からよくテレビで見ていたソニー・デイというコメディアンの自伝のゴーストライターを依頼される。ゴーストライターなんてやったこともなかったホーギーだが、離婚して荒れているところへ、ソニーの不思議な魅力で引き受けてしまった。 ソニーは長らく引退状態だったが、復帰のためには、かつてコンビを組んでいたゲイブとの決裂のいきさつも話すという。ソニーとゲイブの大喧嘩を見た人は多いが、真相は数十年経った今も闇の中で、知りたがるだろう人は多い。 The man who lived by night。今回のゴーストの相手は、ロック・スターのトリス・スカー。全編舞台はイギリス。Trouble is not my business. But my business can be trouble.とホーギーも仕事に慣れた様子。前作ではあまりはっきりしていなかったホーギーの性格が明らかになってきます。元妻メリリーとの話の比重も大きい。 しゃれた会話が特徴の現代ミステリ。日本語で読んでいてもとっさにわからない台詞が多かったが、英語で読んでもやはりわかりにくい。ホーギーの台詞はよく聞き返されるので、そういう人なのでしょう。 文章自体は歯切れよく短いのでさほど複雑ではないが、ホーギーの台詞とどんどん出てくるブランド名、料理の名前、形容の単語などが見慣れないので、その分YLが高い。【柊】 |