イベント1読み聞かせ 『作品紹介』 

読み聞かせをしてくださった方から当日読んでいた本のご案内です。

*当日の演目順です*
ひもかと思ったら・・・(紙芝居) クッキーさん
Froggy Learns to Swim Charumiさん
The Door Bell Rang Yokoさん
Winnie the Witch SUNSUNさん
Losing Lucky ユーニスさん
Harry Potter and The Goblet of Fire Marikoさん
Good Old Mum Marikoさん

Harvey Slumfenburger's Christmas Present Kiccoさん
I Lost My Bear しおさん
Caps for sale メイさん
The Three Billy Goats Gruff 酒井先生
Grandfather's Journey ぷーさん
The Tiger Who Came To Tea ポロンさん
My Mama Had a Dancing Heart Kianさん

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*ごゆっくりお楽しみください*

 

 

 

 

 (紙芝居) ひもかとおもったら… 
作・画 古川 タク/教育画劇

あらすじ
紙芝居をスライドさせながら、次の絵を少し見せて、、観客と演じ手がおしゃべりを楽しみつつ当てっこをします。原稿は読まずに、簡単な英語でだけで、アドリブでやりました。
最後の END のページ1枚は自分で、コピーして作りました。

クッキーさんより
本よりも紙芝居の方が遠目もきき、もともと大勢の人を楽しませるために作られているので、今回のようなイベントにはいいかなと思いました。イギリスの小学校で演じさせてもらったときも、別の紙芝居でしたが、これも大喜びしてくれました。

英訳がなくても、即興で話せるような楽しいお話が、紙芝居にはたくさんあります。
こねこちゃん こねこのクロちゃん、 にげたくれよん ごきげんのわるいこっくさん、おさじさん かさこじぞう etc
意味の分かっている民話など、英語で読み聞かせするのは「シマウマ読み」でいいと思います。舞台は、図書館で貸してもらえます。

紙芝居はB4の大きさよりわずかに大きいサイズですので、ちょっと工夫すると大勢に向けての読み聞かせに、うまく使うことが出来ると思います。 (著作権に引っかかので、公には出来ないかもしれませんが、絵本からB4のコピーにしたものを画用紙に、スプレーのりで貼っても紙芝居が出来ます。これを紙芝居の舞台を使って演じると効果がでます。イベントの時などに使うと子ども達は大喜びです。)

また、ご参考までに英訳が裏に印刷されている日本の民話の紙芝居が、童心社から3つ出版されています。 

英語版かみしばい TALES OF JAPAN シリーズ (B4/16場面/定価2330円)
たべられたやまんば HOW THE WITCH WAS EATEN UP(ISBN 4494079030)
うみにしずんだおに THE OGRE WHO SANK DOWN TO THE BOTTOM OF THE SEA(ISBN4494079022)
したきりすずめ   THE TOUNG-CUT SPARROW(ISBN 4494079014)

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 Feoggy Learns to Swim 
Jonathan London , Frank Remkiewicz
SSS書評(530語/YL1.5) ISBN 0140553126

あらすじ
Froggyシリーズのひとつ。Froggyはカエルなのに泳げませんでした。「カエルなのに泳げないなんておかしいわ。」とお母さんが、泳ぎ方を教えてあげます。
ていねいに泳ぎ方を習ったFroggyは、帰る時間になっても、まだ泳いでいます。

Charumiさんより
Froggyのキャラクターが好きで、いろいろな擬音とともに、動きがあって、いっしょに泳ぎをならっている感じになります。夏休みに入る前に、読み聞かせをしました。Froggyと同じ動作になって、泳ぎの練習をしていまいます。

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 The Doorbell Rang 
Pat Hutchings
SSS書評(280語/YL0.5)

あらすじ
おかあさんがクッキーを焼いてくれました。
VictoriaとSamが二人で分けて食べようとすると、次々に友達がやってきます。これ以上友達がくると、クッキーの数よりふえてしまいます。そしてまた玄関のベルがなって・・・さあ、どうしよう?
Sharingの意味と楽しさが小さい子どもにも伝わるお話しです。

Yokoさんより
英語の経験年数や生徒の年齢にかかわらず、どのクラスでもいろんなリアクションがある本です・・・「ドアをあけずに食べてしまおうよ!」 「クッキーをはんぶんこに割れば、みんなで食べられるよ!」
食べ物にかかわることだから、人の心にシンプルに伝わるのでしょうか?繰り返しのフレーズも覚えやすく、発表会の劇にしたこともあります。いろいろ思い出のある本です。

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 Winnie the Witch
Korky Paul , Valerie Thomas
SSS書評 (500語/YL0.8) ISBN 0916291324

あらすじ
魔女のWinnieは真っ黒な大きな家に真っ黒な猫のWilberと一緒に暮らしています。真っ黒ばかりでトラブル出現。

SUNSUNさんより

話の展開がはっきりしていて、初心者の人にもわかりやすく、クイズ形式にもしやすく楽しめる本と思い選びました。
また、色が鮮やかで目を見張る絵の変化が読み聞かせにはぴったりだと思います。

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 Losing Lucky 
Jenny Alexander
SSS書評(478語/YL0.7) ISBN 0582407818

あらすじ
マクドヤルド家のうさぎラッキーの死をめぐっての、ジョジョとマウスの深い悲しみ。またそれを暖かく包むこむ一家の心の通い合いが丁寧に描かれている。

ユーニスさんより

子供達ひとりひとりの心の動きが、ストーリーとイラストからじ〜んと伝わってきます。死についても考えさせられます。

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 Harry Potter and The Goblet of Fire 
J.K Rowling
SSS書評 (190637語/YL9.5) ISBN 0439139600

あらすじ
Harryがよみがえった闇の帝王とついに対決!

Marikoさんより
以前から息子にHarryを読み聞かせています。
日本語版の翻訳が出る前のものに関しては、待ちきれないとのことだったので、その場で即興翻訳しながら読んでいました。
けれども会話部分などで、そのまま英語で読んでも分かる個所があり、そのような部分は音の響きを楽しむために、英語の原文と、自分で作った訳を交互に読み聞かせていました。
英語学習者がよく、「Harry Potterを原文で読めるようになりたい」と言います。本自体を外側から見ると分厚く、いかにもそれが読めたらすごいこと、だからこそ当分はムリ、と言う印象を受けますが、実際は小学生から読める読み物ですから、難しい英語は使われておらず、うちの教室で多読を進める子供たちにも、「これなら思ったより早く読めるようになるかもしれない」と思ってもらいたくて、まず日本語版を読んで意味を伝えた後、原文の英語を読むということをしてみました。
するとやはり、「分かる英語が結構聞き取れた」「いつか読めるようになる気がした」との反応がありました。今回のイベントであの場面を読みきかせたのは、クリスマスが近かったので1〜5巻の中からクリスマスエピソードを探してみて、なかでもDobbyが出てくるあの場面が生き生き楽しそうだったから選びました。

 

 Good Old Mum 
Roderick Hunt , Alex Brychta
SSS書評 (34語/YL0.1) ISBN 0198450850

あらすじ
Kipper family のMumが皆をよろこばせようとサンタになります!

Marikoさんより
クリスマスには必ず教室で読みながら、Song CDをかけて歌います。ひとりではなく、ORTは皆でも楽しめますよ、と伝えたかったのです。
また今回のイベントで、やはりORTははずせないだろうと言うことになりましたが、選択が難しかったのと、読み手たちにはそれぞれの思い入れの1冊があり、ならば皆で、と言うことで季節柄これにしました。
読み聞かせイベントを、と、私たち児童英語講師に持ち掛けてくださった古川さんを、このイベントの最後になんとか巻き込みたかったため、密かに演出を考えました。 人の集まるクリスマスイベントなどで、どうぞ皆さんもご活用ください(笑)

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 Harvey Slumfenburger's Christmas Present 
John Burningham
SSS書評 (1240語/YL1.5-2.4) ISBN 0763613789

あらすじ
クリスマスイブの晩 やっと世界中の子供たちにプレゼントを配り終えて 疲れ果てて家に帰ってきたサンタとトナカイたち。おつとめも果たして トナカイも寝かしつけ、ベッドに入ろうと思ったサンタの目に飛び込んできたのは 袋の中にひとつ配り忘れたプレゼント。
それは 遠く遠くのローリーポーリー山のてっぺんに住む ハービースランフェンバーガーへのプレゼントでした。たった一人の貧しい少年のためにサンタはパジャマの上にコートをはおり、寒い冬の夜空の荒野をハービーの住む山に向かって歩き出します。途中 色々な人々の助けを貰って やっとハービーにプレゼントを届けるサンタクロースのお話です。

Kiccoさんより

5年ほど前から クリスマスというと 子供たちと一緒に読んできた私のお気に入りのクリスマス絵本です。
クリスマスの精神 Giving, Sharing、Lovingを伝える良い本だとおもいます。そしてどこかコミカルで愛すべきサンタがジョンバーミンガムの本当に美しい絵で描写されています。
私は特に サンタが家を出た直後の赤で表された荒野と ついに帰宅するサンタの家の周りの青い荒野の風景が好きです。

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 I Lost My Bear 
Jules Feiffer
SSS書評(531語/YL0.6-0.8) ISBN 0688177220

あらすじ
女の子が、お気に入りのクマのぬいぐるみをなくして、いろんな場所を探し回ります。

しおさんより
この本は偶然図書館で見つけて、まず、絵に惹かれました。
大きなコマ割りの漫画のような絵本で、女の子とその家族がとても生き生きと描かれているんです。女の子の部屋が散らかっているところ、子どもなのですぐ気が散ってしまうところ、お母さん、お父さん、お姉さんの対応など、「こんなこと、あるある!」とクスっと笑いながら読みました。
そして、読み終わる頃には、ぜひこの本で読み聞かせしたいと心が決まりました。

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Caps for Sale
A Tale of a Peddler, Some Monkeys and Their Monkey Business
Esphyr Slobodkina
SSS書評(674語/YL0.7〜1.3) ISBN 0064431436

あらすじ
 ページを開くと出てくるのは、頭の上に高〜く帽子を積み上げたちょび髭に蝶ネクタイのちょっと冴えない帽子売りのおじさんです。ある日、いくら呼びかけてもひとつも帽子が売れず、お昼を食べるお金もないので、町外れの大きな木の下でひと休み・・・そのまますっかり眠ってしまいます。
そして目が覚めたら、確かにあったはずの帽子がなくなっています。さあ、大変!
単純な筋立てですが、サルと帽子売りの掛け合いが楽しく、どこかのどかな雰囲気の本です。1940年初版という古典的な一冊ですが、今でも多くの子供の心をとらているようで、子供用推薦図書などには必ずといっていいほど入っています。

メイさんより
 娘が2歳くらいの頃、ベビーシッターをお願いしていた近所のおばあさんが、この本を読んでくださったのが縁で、それ以来、娘の愛読書となりました。私も何回も読まされ、娘は手や足を動かしながら、大喜びで聴いていました。今はその娘も二十歳を越え、おばあさんも5年ほど前に亡くなり、私にとってはどこかなつかしい思い出の絵本となりました。

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 The Three Billy Goats Gruff 
Marcia Brown
SSS書評(600語/YL2.5) ISBN 0156901501

あらすじ
ある日、おなかがすいた3匹のやぎたちは、山の頂上の牧場で草を食べようとしますが、その途中に橋があって、その橋の下に住む恐ろしいトロルがやぎたちを食べようとします。
さて、3匹のこやぎたちは・・・??

酒井先生が読んでくださった本(紹介 えっちゃん)
大変有名なお話でイラストもいくつか出版されていますが、このMarcia Brownさんの絵のものは一番よく知られていると思います。

Brownさんは他にも、

Cinderella  ISBN 0684126761」(SSS書評
Stone soup ISBN 0684922967」(SSS書評

など、これが同じ人のイラストなのか?と思うほど、本によって、いろいろと絵を書き分けています。
日本語では瀬田貞二さんの名訳で「三びきのやぎのがらがらどん」が出版されています。
3匹のこやぎたちが橋を渡る音など、音も楽しむ事ができる楽しい本です。

酒井先生はとても素晴らしい響く声で楽しく読み聞かせてくださいました。ちょっと、退屈しかけていたお子さんが、先生の声を聞いて、ととと・・・とそばに寄ってきてくれたのがとてもほほえましく印象的でした。

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 Grandfather's Journey 
Allen Say
SSS書評 (569語/YL0.5) ISBN 0395570352

あらすじ
作者Allen Sayが自身の祖父の生涯を描いた絵本。
おじいさんは日本に生まれ、アメリカに渡り、そこで長い年月を過ごし、やがて日本に帰って来ましたが、生涯2つの国を共に愛しく思い続けました。
同じように日本に生まれ、アメリカに渡った作者の気持ちが痛いほど伝わってき ます。

ぷーさんより
本当に本当に大好きな絵本です。
とても易しい英語で書かれていますが、切ないほどにおじいさんと作者の気持ちが伝わってきます。絵もとても美しいです。ぜひ一度、手に取ってみてください。

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 The Tiger Who Came to Tea 
Judith Kerr
SSS書評(490語/YL0.8) ISBN 0006640613

あらすじ
ソフィの家でのお茶の時間に、突然とらがやって来ます。おなかがすいたので、いっしょにお茶にさせてほしいというのです。ソフィとお母さんは喜んでとらをお茶に招きますが……。

ポロンさんより
大好きで、日本語では100回以上読み聞かせしたことのある絵本です。
何度読んでもそのたびに新鮮で、不思議な魅力にあふれているのです。
礼儀正しいくせに、口に入るものは何でも飲み食いしてしまうとらくん。最後のオチにもくすり。
タドキスト大会では、ときおりみなさんが笑い声をあげてくださったので、お話を楽しんでもらえているんだ、と実感でき、勇気百倍でした。
茶目っ気たっぷりのこの作品、ぜひ読んでみてください♪

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 My Mama Had a Dancing Heart 
Libba Moore Gray, Raul Colon
SSS書評(370語/YL2.5) ISBN 0531071421

あらすじ
四季折々の中で、母と娘が一緒に踊ります。
春には雨の庭で、夏には海辺で、秋には落ち葉のように、冬には雪の天使のように・・・。

Kianさんより
私が一番好きな絵本です。
大好きで大好きで、もう200回くらいは読んだと思います。
詩のような文章とイラストが作り上げる美しい世界を私なりに表現したくて、この絵本を選びました。

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