[掲示板: 〈過去ログ〉読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 658 // 時刻: 2024/11/22(15:41)]
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"杏樹"さんは[url:kb:624]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。
杏樹さん、おはようございます。
〉〉先日、うちの父親、とりあえずパパラギさんが言いました。「ヒイとママラギが面白いっていうからモンテ・クリスト伯衝動買いしたんだけど、あのダングラールっていうやつがいかにも悪そうで、これからひどい目に遭うんだろうなと思ったら読む気しなくなった」
〉〉実は私、これが結構よくあります。相当前、5年か10年前からあります。面白そうな本を読もうとする、50ページか70ページぐらい読んで状況がわかってくる、話が動き出しそうな気配を見せる、感情移入し始める、と、途端に読めなくなってしまうのです。話がこの先どうなるか、どんな目に遭ってどれだけ感情が揺さぶられるか考えると、とても読めなくなって投げてしまいます。
〉何かが起こらなければ物語になりませんからねえ。私も、これからいかにも困ったことが起きるぞー、と言う気配がすると「やめてー」という気持ちにはなりますが。でも起こってしまったらもう最後まで読まないと気が済みません。途中でやめたらもっと不満をためてしまいます。
途中でやめて見て見ぬふりをすれば、少しマシなのです。あと、私が想像したことの方がひどいことの方が多いような。
〉感情が揺さぶられるような激しい物語ではなくて、日常の小さな出来事をつづるような本でもだめですか?
〉それとも、ロマンス本のようにハッピーエンドになることがわかっているような本ならいいんでしょうか?
日常の小さなことなら、結構平気です。人生の深くて辛い真実が暴かれない限りは。ロマンス本は、ラブコメならまあまあ平気です。Lisa KleypasのLove in the afternoonがラブコメと見せて、深刻だったので、あれはきつかったです。
〉〉不幸なことに、読んでも平気なのはマンネリな本でなければ、主人公が惨殺されてもちっとも心が痛まないぐらい気に入らない本だけです。気に入らないというか、積極的に嫌いな本というか。再読はいくらしても平気なので、いろんな言語で同じタイトルを読むのはそのせいです。
〉そうだったんですか。私は同じ本を違う言語で読むことがほとんどなくて、柊さんはよく多言語クロスオーバーで読んでるな~と思っていました。
そういう事情があったものですから。
〉〉たまに、気分の調子が良くて「ふふ〜ん♪」とか言いながら、ブルガーコフとか読んじゃったこともありますが、基本的に、面白そうな本、主人公が気に入った本ほど読めなくなります。なので、一番好きな作家は有栖川有栖と言いながら、その新刊を5年ぐらい読んでいません。ついでに言うと、テレビとかラジオもほぼ視聴できません(相撲と野球中継を短時間ぐらいならいける時がある)。お気に入りのミュージシャンの新譜も聴けません。
〉本がダメなのはともかく、テレビが見られない?ドキュメンタリーとかクイズ番組とかバラエティとかもですか?音楽がダメなのは何でしょう。未知のものに触れること全般に恐れを感じるのでしょうか。
ドキュメンタリーはわりと平気ですね。銃声がするのは少し苦手ですが、戦争物の映画よりは戦争物のドキュメンタリーの方がマシです。ただ、未知のもので、映像だと、小説より苦手な時があります。音も苦手ですが、映像だと情報が多すぎるのが駄目なのかしれないです。
〉信じられないスピードで本を読んでいる柊さんがこんな悩みを抱えているなんて驚きました。
自分でも、不思議なぐらいのスピードで重い本を読める時もあるのですが……。
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