[掲示板: 〈過去ログ〉読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 658 // 時刻: 2024/11/24(06:27)]
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309. Re: 用語:PB(ペーパーバック)とは何を指しているのですか?
お名前: ポロン
投稿日: 2006/4/16(11:33)
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momijiさん、こんにちは。ポロンといいます。
ご質問なさってたのに、気がつかなくてすみません!
こんなに遅い返信で、まだ見てくださってるといいのですが……。
〉とても素朴な質問なのですが、
〉SSSでPB(ペーパーバック)と言った(書いた)場合、
〉具体的には、
〉PB(ペーパーバック):「ペーパーバックで出版された大人向けの本」
〉という使い方をされていることが多いと思って間違いないですか?
はい、間違いありません〜。
SSSの掲示板で「PB」と書く場合、みなさんたいていは
「大人向けの本」を指していることが多いと思います。
「初めてのPBは、○○でした!」とか
「ほんとうにPBが読めるようになるのかなぁ」とか、
こんな使い方ですね。
〉ちなみに、国語辞典を引くと
〉「仮製本で、紙の表紙をつけただけの簡略な装丁の本。廉価な普及版に多い。」
〉となってます。
〉ま、要するに、装丁という意味では、
〉Magic Tree HouseやA to Z Mysterisとかは、
〉ハードカバーではなく、ペーパーバックですよね。
そうです、そうです。
一般的には「ペーパーバック」といえば、児童書も大人向けの本も
関係なく、あの手の体裁の本はすべて「ペーパーバック」ですよね。
SSS掲示板でも、
「この本はPB(ペーパーバック)じゃなくてHC(ハードカバー)で欲しかったの」
てな具合に、装丁そのものを指して使うことももちろんあります。
〉でも、そういう装丁の意味でPBを使ってるのではなくて、
〉「もうPBまで読んでるんですか? すごいですね」とか
〉「PBを読めるようになることが目標です」といった
〉発言を見かけるような気がするんですけど、
〉これって、Harry Potter は入ってなさそうな雰囲気があるなあとか
〉疑問に思うことが多いので質問してみました。
SSSの多読を始める人は、大人向けの本を原書で読めたら
かっこいいなー、読めるようになりたいなー、
という憧れの気持ちを持っている場合が多いですよね。
私もそうでした。
「早く(大人向けの)ペーパーバックを読めるようになりたい!」
という気持ちから、いつの間にかSSSの掲示板では、
「PB」=「大人向けのペーパーバック」
を指すようになったんだと思います。
でも、児童書とはいえHarry Potterは立派なPBだと思いますよー。
1巻目からして8万語近くもあるんですから……
それから、酒井先生が「ペーパーバック」とおっしゃる場合は、
児童書も含めておっしゃってることが多いと思います。
〉それで、酒井先生の本とか多読ブックガイドとか掲示板とか
〉いろいろ読んでいるうちに、なんとなく、
〉「ペーパーバックで出版された大人向けの本」
〉なのかなあと最近思いはじめましたが、
〉どうでしょうか?
〉多読的には
〉「大人向けに書かれていて」とか、
〉「ペーパーバックで出版されるほどに普及するような内容」
〉というのがミソなのかなあと思ったんですけど、間違ってますかねえ?
〉文脈を見ればわかるだろって突っ込みを
〉受けるような気もしますけど・・・。
見事な読解力です!(笑)
momijiさんの疑問、これで解消しましたでしょうか?
▲返答元
▼返答