[掲示板: 〈過去ログ〉読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 658 // 時刻: 2024/11/23(10:54)]
------------------------------
greenorangeさん、こんにちは。
〉皆さんの会話を読んでいるうちに、
〉ふと漢文で習った「返り点」を思い出しました。
〉英語と同じで、文の意味はサッパリ分かりませんでしたが、
〉パズルっぽく語順を入れ替える作業が面白かった思い出があります。
そういえば似てますね。語順を入れ替えるのにいろいろ工夫があったんですよねー。
文章の意味は、書き下し文にすればかなりわかるはずです。
勧君更尽一杯酒
西出陽関無故人
君に勧む 更に尽くせ一杯の酒
西のかた 陽関を出れば故人無からん
(故人=古い友人)
(陽関=中国の西方にある関所)
とか。
文語調になるのでわかりにくい部分もあるかもしれませんが、一応日本語になってます。
〉昔の人は、英語の変わりに中国語で苦労したのかも…
〉と思うと、ちょっと親しみを感じてしまいます。
〉でも、彼らは直読直解は諦めてしまったんでしょうかね?
〉良い方法を考えてくれれば良かったのにー!
苦労したんでしょうねえ。でも返り点で日本語読みをしてしまうので中国語の発音にはならないので「外国語」として読んでいたわけではないですね。
お経なら語順のまま音読みなので中国語の音を借りてる訳ですが、そうなったらもっと意味がわからない…。
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄…
かんじーざいぼーさつーぎょうじんはんにゃーはーらーみーたーじーしょうけんごーうんかいくうどーいっさいくーやく…
さっぱりわかりませんが、「読み下し」はできます。
観自在菩薩は深き波羅蜜多を行ぜし時、五蘊は皆空なりと照見して一切の苦厄を度したまえり
▲返答元
▼返答