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408. Re: 英語本でフラストレーションがたまる理由、訂正補足
お名前: 成雄
投稿日: 2003/7/4(02:00)
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かのんさん、tomokoさん、読書好きのみなさん、こんばんは。成雄です。
〉Tomokoさん、成雄さん、こんにちは。
〉かのんです。
〉どうしても早く訂正しておきたいところがあったので、
〉今日は、ポイントを絞って、書かせていただきます。
大丈夫ですよ。意図は伝わっていますから、少なくとも私には。
私は読書好きではないので、言っていることがズレているかも知れません。
そう思われたら、そう書いてください。その方が、かのんさんの求めるものを
わかりやすく語ってくれる方が、いると思うので。
遠慮なさらないほうがいいと思います。
〉自分の読書ノートを見直しているうちに、自分の勘違いに気がつきました。
〉なぜ、フラストレーションがたまるのか、その理由。理由は2つ。
〉1)とにかく速度が遅いこと。面白くて早く先を知りたくてたまらないのに、
〉 読む速度が遅くてもどかしくて仕方がない、と感じるフラストレーション。
〉 キリン読みをしたときに発症。
〉2)飛ばし読みをすることによって、とにかく速度をあげて一気読みを
〉 するのだが(利点)、飛ばすことによって深くは理解できない
〉 ことによるフラストレーション。
〉 飛ばす際には、たぶんこういう意味だろう、と瞬間的に推測しながら飛ばして
〉 いくのだけれど、その飛ばしたところの微妙なニュアンスの違いによって、
〉 イメージというか文意が多少かわってくる場合があると思うのだけれど、
〉 そういうところまではなかなか理解できない。やっぱり心のどこかで、
〉 もやもやっとしたところが残る。読了後も、な〜んか、気になるなぁ、あそこ
〉 らへんが、、、というのが残るのが、溜まっていくとフラストレーション。
〉 興味のない分野や面白くないと感じるお話を読むことによるフラストレーション
〉 ではないみたいです。だって、興味がなかったり、面白くなかったりしても、
〉 とにかくさらっと読めれば「あっさり読了」のひとことで、次の本にすすんで
〉 いってるので。
これ、フラストレーションのように思われるかもしれませんが、私には違うと思う。
これは、かのんさんの「ばね」だと思います。
引っぱることによって、縮もうとする方向ではなく、押した時に戻ろうとする方向の。
多読の原動力が、楽しさだとすると、
それを持続させるのが、あなたのなかにある「ばね」でしょう。
パンダ読みが薦められるのは、まさに、1)の理由でしょうから。
多くの方が、読書スピードが遅いことを嘆いていて、でも、多読を重ねたら
速く読めるようになったという報告をよく発見します。
目標値(設定値)が相対的に高いと、どうしても焦りみたいなものを感じられるのだと
思いますが、こればかりは、量から質への転換を待つというのが得策と、私は思います。
個人差があるという前提ですが、私は読むのが最近遅くなっています。(書けないぐらい)
でも、今は気にしていません。以前は、うんうんうなりながら読んでいた児童書が
いまは本によっては、うならずに読めるからです。(レベルは3〜4)
でも時間がかかります。つるつる読めたら嬉しいけれど、しょうがないと思っています。
読書好きの方は、日本語で読む感覚が身についているから、どうしてもそれと比較したく
なるのかも知れません。で、どうしても速く読めるようになるには、もっと低いレベルの
本を速く読んで、感覚をつかんで、また、キリン読みしていく、というのが
掲示板では、アドバイスされていると思います。
面白くなくても、そこはある程度妥協しないと。目的があるのなら。
でも、無理すると、続かないのではないかと思うけど。エアー・ポケットに入ったりして。
私は「飽きるまで、そのレベルでいい」という話なので、ず〜と、同じようなレベルの
シリーズ本を読んでいます。GR本は変化させるけど。
2)も同じだと思います。
そのモヤモヤを引きずっていると、ある時、解答文かのような文章が目の前に登場した
ときのスッキリ感。
これも、かのんさんご自身が経験されているでしょうが、多読が進むと思います。
ちなみに、私の最近の経験だと、たとえば、ず〜と気になっていた
must have ○○とか、should have ○○とか、あったのですが、
レベル1の本にこの解答文を見つけたりしました。意外と、飛ばして読んでいる文や
気にしながら読んでいる文が、レベルの低い本のなかで、輝いているという経験があります。
だから、レベル1でも関係ないと思っています。
話がかみ合っているのか、わかりませんが、
私の感想を書きました。
〉あと、日本語での読書との並行の件ですが。
〉英語の本を読んでいるのは充分に楽しいんです。でも高度なものは読めない。
〉だから、娯楽的読書(うーん、娯楽とこう言い切ってしまうのにも
〉かなり抵抗があるのですが。英語ですごく感動するものもレベルに
〉関わらずあるから)は英語本、知識を吸収するための読書は日本語本
〉と割り切って、英語読書を楽しむといい。
母語でない以上、新しい感覚を身につけることはできない
みたいな、投稿を以前読んだことがあります。
たぶん、外国語が母語に近づけば近づくほど、そのミゾの深さを知るのではないか
と思っています。
〉これは、わたしが100万語通過報告をしたときに、まりあさんが
〉つけてくださったコメントの中にあったものの受け売りです。
〉この言葉にはかなり助けられています。
〉かっこ内はかのんのひとりごとです。要はまだ割り切れてないということです。
〉訂正できて、ほっとしました。間違いに気がついた瞬間から、
〉気になって仕方がなかったので。
〉ここ2週間ほどは、ほとんど読書をしていません。
〉たぶん2週間で2万語くらい。
〉でも、ずっとROMばかりしていて多読のノウハウも Inputの
〉一方だったのが、
〉やっと少しは Output できるようになってきたのかな、と
〉いう気がしています。
〉今はこうやって、自分の中に溜まってきたものを整理しなおして
〉Output したり、人とお話をさせていただいて、自分で再発見したり
〉ということが楽しいと思えるので、ふしぎと読んでいないことによる
〉あせりは感じていません。
〉そうこうしているうちに、また気になっている本に呼ばれて、
〉自然と読み出すのでしょう。読みたい本はたくさんあるので。
よく言うじゃありませんか。問題は自分で解決するって。
嬉しいんじゃないかなぁ。いまのかのんさんは。
〉それでは、Happy Reading!
レビューや書評をどんどん上げてくださいね。
#ちなみに、レビューと書評では、全然(何倍も)書評の方が大変だと思いますが。
では
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