[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/24(09:49)]
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appleです。
〉だから、まだまだこれからも変わると思いますね。絶対変わらないと
〉思うのは知らない単語は全部辞書引くようにっていうことは言わない
〉っていうことかな?
辞書引きアレンジと書いたけど,別に知らない全部の用語を調べた訳ではないです。今23万語弱で,120冊目を読んでいるところですが,その間に,調べたのは「本を読み終えたあとに2語」です。
もちろん,知らない単語はいっぱいありました。でも,全部気にしないでいます。その方が楽しいし,調べている時間があったら先を見たいし。結局上の「2語」は,本を読み終わってから,どーしても気になって仕方なかったからです。
アレンジという名の美談にする気などありません。そんなときがあったら,いつもそれじゃSSS多読法としては違うけど,読んだあとにどーもひっかかる言葉があったときにそのまま放っておくよりはすっきりするんじゃないかな,って感じでした。
実際に1語目は10万語到達前に引っかかっています。このときにはどうしようか真面目に悩みました。ある1つの言葉がわからないために,なんかストーリーがよくわからない。投げ出し本にするという手もあったかもしれませんが,購入読者としては何となくもったいなくてまだ投げ出せませんでした(今なら後回しにします)。でも,1セット全部読み終えるというのも,1Aセットを受け取って「こんなたくさんの本読めるのか?」と思ったときのことを思うと,そのセットを満足して読み終えた充実感は忘れられません。
2語目は20万語頃でした。1冊の本で,タイトルと本文に1語も知っている用語がありませんでした。今仮にペーパーバックに手出ししてもそんなことはないでしょう。その本に出てくる用語を絵から一生懸命想像しました。それが合っているのか知りたかったのです。結局,ネイティブの子供なら知っているような単語を,学校の英語では習っていなかったんだという結論を得ました。別にネイティブの子供の使う単語を知っているかどうかがどれだけ重要かはわかりません。でも,そのような用語の積み重ねで日本語も学習してきたので,英語も一緒だと思っています。それに,いつネイティブのお子さんとお話する機会があるかなんて,わかりませんからね。(^^)
大学では講義の前に,単語を一生懸命調べて訳しておいて,その予習ができていなかったら欠席扱いという恐ろしい講義がありました。当然,教科書も面白くないし,難しい。冗談じゃないんで友達が見つけた先生の書いた教科書の訳本のコピーが友達から友達へと回り,その訳本をこっそり手元に隠して,指されたらその訳をへたくそに変換して(!)予習がうまくいかなかったふりをしてごまかしていました。こんな講義を受けたことを思えば,多読は面白いし,先に進むし,「単語の意味全部知らなくたって,ある程度の意味は通じる!」ってことに気づきます。日本語を読んだって全部の用語は知らないことが多いでしょう。でも,全部国語辞典を引くわけではありません。
私は「楽しめること」を重視しています。嫌なことは続かないし,続かなければどんな学習法だって効果が出る前にあきらめてしまう。楽しく続けていくために,どうすればいいか。変なところでつっかかってしまうよりは,ちょっとくらい目をつぶっても,長く続けることの方が大事だと思っています。
「多読をやってみよう!」と思って始めた人が,少しでも多く,楽しく目標に到達できるためにも。
余計なことが本当に余計だったのか,それはずーっとあとにならないとわからないことです。でも,23万語のうちの2語を調べたことが余計だったと後悔することは,私は絶対にないと思っています。
「Happy Reading」を続けることが大事,と思っています。
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