[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/23(10:22)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: なにわのはにわ
投稿日: 2004/8/6(16:38)
------------------------------
久々に掲示板を見ました。一つの意見として参考になればと書かせてもらいます。
私「なにわのはにわ」は、一応英語教室「英語あたま訓練所」の指導者で、英語は高校卒業以来、あっちこっちの門をたたきましたが、基本的に自学してきました。海外留学、在住経験はありません。TOEICは得意です。
自分の経験から、TOEIC高得点に必須なのは、「英語」のOSと、社会経験だと思います。 つまり、英語だけで情報処理できること、と一般常識。
英語OSの第一が、英語の情報を日本語でなく、映像化して理解することです。多読140万語達成されているので、この点は実感されていると思います。ただ、TOEIC受験となると、OSをさらに進化させなくてはいけません。 思いつく方法を順不同で挙げます。
リスニング:音そのものと速さに慣れるために、本物の音聞く。 PGR2を読まれているのですから、リーダーに付属のカセットやCDなら抵抗なく始められるレベルですし、ほかにも、ネットで、VOA(Voice of Aemrica)や,Student Timesのサイトを見られてはどうでしょう。これらは語彙増強にも役立ちます。(その他、Web、シャドウィングの掲示板も宝庫ですよ)
文法:テストを受けるには自分の文法知識を客観的に整理する必要があると思います。(多読による経験則と合わせれば鬼に金棒。)で、SSSでも推奨の、Basic Grammar in Use (Cambridge)がおすすめです。 文法が、イメージとして実感しつつ理解できます。日本語で書かれた文法書はマイナスのものが多いので、あえてこちらに挑戦されては?
語彙:英字新聞などで、大人社会のホットな語彙を増やします。時事ネタは、こっちにあらかじめ内容がわかるので、語彙の推察が結構使えます。(英語で仕事するなら新聞を読めるのは当たり前ともいえますよね。)ちなみにStudent Timesは安くて内容盛りだくさん、注釈つきなのでお勧めです。
最後に問題集:BarronのHow to prepare for the Toiec Testなど、英語圏で出版されたものを勧めます。日本で出版されたものは説明の日本語の割合が多く、せっかく英語脳で学習しているのに水を指されて台無しと感じます。また、Longmanからは少し簡単に、語数を制限してかかれた問題集もでていたと思います。
現在の点数が300点台とかかれているので、この中のいくつかは、まだ使いきれないかもしれません、いづれにせよ、英語のOSを頭の中に一から作っていくという方向性でアプローチ方法を探されるのが、究極の急がば回れだと思います。 TOEICは、受験者が実社会でいかに英語でサバイバルできるかを見るもので、テストの点数の上がり下がりはあくまでその評価です。(中には点数マニアもいますが。)そういう意味ではPGR2は、実用英語的には入門時点なので、今の時点ではTOEICの点に直結しなくても無理はありません。
今はがっかりされていると思いますが、レベル2,3、4と進めば加速度的に英語力もつくし、面白い話も増えてきます。TOEICをスポーツにたとえるなら多読は「良いご飯と走りこみ」かな。地味だけど必須の学習法ですから、自信をもって続けてください。 またTOEICは中級や上級者を対象にしたただならぬテストですから、ぜひ、上のような筋トレを併用して、少しずつ上を目指してください。
変なこと書いていたら、どうぞみなさんで反論をお願いします。
すこしでもお役に立てればうれしいです。
▲返答元
▼返答