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1774. 私の100万語(25):引き続きバレエで100万語
お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/6/16(16:30)
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引き続きバレエ物を読みまくっています。まさに趣味と実益(>100万語も「趣味」かな?)を兼ねてペースはそんなに速くないけど、「楽しい!」という意味では快調。
92.4月14日(水):April in Moscow(PGR0):200語:1000語:733372語:☆☆☆☆:リーズを本拠地とするバレエ団(お、NBTか?)にモスクワから公演依頼が…。で、エイプリルは仲間と一緒にモスクワに行きます。リハで忙しい中、友達とちょっと町に出た時に2人の青年に出会い、そのうちの一人、ニコライのことが好きになります。ニコライは英語も片言だし、エイプリルはロシア語が全然ダメ。公演前のダンサーのスケジュールは、おいそれとニコライに会いに行くことを許さない。それにそもそも、ニコライの連絡先も分からないんですよね。プロダンサーの生活を垣間見ることが出来ます。
93.4月15日(木):Nina, Nina, Ballerina (AAR1):300語:427語:733799語:☆☆☆☆:ニーナはバレエが大好き。サラみたいにスプリッツはできないけど…。発表会でニーナのクラスの子は蝶々になって踊ります。羽をつけて目のところに仮面舞踏会の時みたいな黒いやつをつけて。サラは女王の役で冠をつけて踊るからすぐに「あ、サラだ」って分かるけど、その他の子達は誰が誰だか分かんなよ…これじゃ…。ママは「大丈夫よ。すぐにどれがあなたがだか分かるわよ」って言うけど。
でも、ニーナは一生懸命ステップを練習します。一日中振りの復習をしてます。だんだん乗ってきて、蝶々な気分になってジャングルジムから飛び降りるんですけど…。あらま、たいへん、腕をケガしちゃうの。
このニーナのシリーズはママがいいの。色々なことに不安になるニーナを抱きしめながら「大丈夫よ。○○してごらん」って助言する。で、ニーナは自分の中にある葛藤を一つずつ乗り越えて行くんです。
94.4月15日(木):Nina, Nina, Star Ballerina (AAR1):300語:620語:734419語:☆☆☆☆:同じくニーナのシリーズ。ニーナは発表会でお星さま(a star)の役を踊ることになりました。でも、学校の友達にその話をした時、その子はニーナが主役(あるいはいい役? the star)として踊るんだと勘違い。ニーナが「ま、いっか」と思ってるうちに仲良しのアンがニーナの家に遊びにきた時、「発表会見にいってもいい?」と聞きます。ニーナのママは「もちろんどうぞ」と答えちゃうんですが、ニーナは「どうしよう…」と内心おろおろ。仮病を使ったり、なんとか「うそ」(意図的ではなかったんだけど)がばれないように画策するんだけど、とうとうママの前で泣き出してしまいます。
この本、ママにすっぽり抱きしめられるニーナの絵がとってもすてき。ママの優しさと、ニーナがママのこと大好きな気持ちが伝わってきます。
そうなんだよね。子どもだって色々と悩みはあるよね。そんな時やさしく見守ってくれて、抱きしめて「大丈夫。○○してごらん」って言ってくれるすてきなママがいる子はとても幸せね。優しいママの愛情に包まれてニーナは一つ一つ自分の葛藤と向き合いながら一生懸命生きてます。
95.4月15日(木):All Tutus Should Be Pink (AAR1):?語:240語:735279語:☆☆☆(+):ピンクのチュチュが大好きでいつでもチュチュを来ていたい2人の女の子の話。チュチュって言ってもレオタードにチュニックのスカートがついてるって感じのものです。
96.4月16日(金):Nina, Nina and the Copycat Ballerina (SR2): 300語:620語:735899語:☆☆☆☆:またまたニーナのシリーズです。ニーナのバレエクラスにもう一人ニーナっていう女の子が入ってきます。先生はニーナをニーナ1、新しいニーナをニーナ2と呼ぶことに。2人は仲良しに。でも、ニーナ1はニーナ2が自分の「まねっこ」をするのがイヤ。でも「まねしないでね」と言うことができずにうっくつをためて行きます。今度の発表会では自分で振付した踊りを一人一人が踊ることに…。ニーナ1は一生懸命何を踊ろうか考えます。ニーナ2が「私もそれにしようかな」って言った時、ついに爆発して「だめ!」と言ってしまいます。どうしよう…・。
どんな子どもの心の中にもある葛藤をこのシリーズは本当によく描いているなぁと思います。そしてママの力を借りて、人を信じること、人を信じて自分の気持ちを正直にぶつけながら人間関係を築いていくことの素晴らしさを子どもに(>大人にも?)教えています。ママがニーナの肩に手を置いておでことおでこをくっつけてニーナに「大丈夫」って言って言いる挿絵。これもまたとても良い絵です。ママがニーナを心から愛している目で見ている、その視線が本当に良く描けている。
女の子がいたら是非読んでやりたいシリーズですね。バレエを習ってる女の子のお母さん、是非、お嬢さんに読んであげてくださいな。
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