ピッチの外では少年、中では男

[掲示板: 〈過去ログ〉ときどき投稿したい方の広場 -- 最新メッセージID: 2031 // 時刻: 2024/11/23(20:23)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1587. ピッチの外では少年、中では男

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/4/25(11:09)

------------------------------

成雄さん
レスありがとうございました。

〉人によって、受け取り方が違いますねぇ〜
〉私は、「キッチリまじめな OBW 」「いいかげんもある PGR 」って感じなんです。
→なるほど。私の場合、OBWは「まじめ」ではあるけれど、たとえば歴史物なんかの場合、話を進めて行く上でも「視点」みたいなものがあって、それが好きです。PGRの実話物はその点「教科書的」な感じがしてしまったりします。

ただ、PGRについては、冊数を読んでおらず、「食わず嫌い」というところもあると思います。こちらにおじゃまするようになって、成雄さんもおっしゃるようにPGRは書き方に「幅」があるのだというのを知りました。ご推薦いただいたPGR近いうちに読んでみます。

あと、SSSの別の掲示板で「ペンギンは紙質が悪い」と書かれてる方がいましたが、この点も私は気になっていた点です。こうやって交流してみると、同じようなことを感じる方を発見したり、同じ物を読んで違うことを感じる方を発見したり、それもまた楽しいですね。

〉〉私はベッカムのサッカーすごく好きです
〉〉(ベッカム個人が好きな訳ではない。>って別に言い訳する必要もないが)。
〉〉ブルックリンちゃんが熱出してベッカムが病院に行かなかった時の
〉〉ファーガソン監督とベッカムの確執なんかは、
〉〉丁度仕事でイギリス出張中だったので、リアルタイムでニュースを見てたし、
〉〉ベッカムが『マイサイド』を出した時もちょうどイギリス出張中だったので、
〉〉これまたリアルタイムで新聞記事を毎日読んでました。
〉〉なので、「あぁ、そうそう」って、なつかしい気持ちで読めました。

〉「キチッ」と、本のご報告をされるまじめさのノリで、
〉この手の現地の話題も織り交ぜて書いていただけると、とても嬉しいです。
→ベッカムも今愛人騒動で大変なことになってるみたいですねぇ。う〜ん。私、TVのトークショウなんかに出てると、ヴィクトリアは「らぶらぶ」を演じてるけど、ベッカムは自然体、と思ってたのにな…。でも、ま、ベッカムにとっては、ヴィクトリアが好きなのも「自然」なら、時に他の女を好きになるのも「自然」なのかもしれない。

ピッチを降りた時のベッカムってすごく少年ぽいんですよね。イングランドのキャプテンに選ばれた時も、ほとんど中学校の部活で部長に選ばれたノリで「イングランドのために頑張ります!」という感じで、ピッチに出る前に選手の一人一人に声をかけたりして、一生懸命「キャプテン」の役割を果たそうとする。

で、ピッチに立ったとたんに「男」になるんです。私はサッカーのルール良く分かってなかったりするんですが(小学校の時担任が元学生サッカー選手だったもんで体育で良くやったのと、高校の体育に女子サッカーがあったので多少のなじみはあるけど、「本物」ルールは今一つ)、ベッカムはいつだって、「そうだよ。パスするならそこしかないよ」っていうところにパスを出して行くんですよね〜。TV解説者はよく、「おぉ! ホワット・ア・クレバー・ボーイ!」と叫んでおります。

シュートもギリギリのとこを狙ってく。だから、はずしたとしても、ほんのボール一つ分もないっていうことがよくあって、TV解説者が「おぉ、じゃ〜〜〜〜〜すと!」(発音的には「じゅ〜〜〜〜〜すと」に近かったりします)と叫びます。

まあ、イギリスにはベッカム程度に上手い選手は掃いて捨てるほどいたりはするのかもしれないけど、彼のプレイには天性の「華」のようなものがあるように思います。

ベッカムはマンチェスター・ユナイテッドのユースのチームにいたころから、これはもうファーガソンに育てられたと言ってもいいのだと思うんだけど、「きまじめなサッカー少年」だった彼がヴィクトリアとつきあい出したころからファーガソンとぶつかるようになったらしいです。で、ファーガソンは、何よりもMUというクラブを優先させる、という考え方なので、ベッカムがちょっと体調悪かったけど、イングランド代表チームのキャプテンとしてエリザベス女王に招待されたのに出席したことに対して、「イングランドよりMUの試合のこと考えてそんなの欠席すべき!」と考えてたりして、そういうことでもぶつかったりしてたみたい。

ブルックリンちゃんんが熱出して練習休んだ時は「男はなによりもサッカーを優先させて子どものことは女に任せておけばよろしい」というファーガソンと「初めて子育てしたことのある人なら分かると思うけど、本当にブルックリンが死ぬかも…って思ったんだ」というベッカムがぶつかりあい、ベッカムはずいぶん長い間練習禁止だったんです。イギリスのフェミニストのおばさま方は、「ベッカム=ニューマン、ファーガソン=オールドマン」としてベッカムに熱い応援を送ったりしてましたが、ベッカムもフェミニストに応援されても困るだろうに…と思ったりもしました。

で、こういうことがファーガソンとの間であっても、ピッチに立てばいつだってきっちり「仕事」するんですね、彼は。プライベートに辛いことがあるなんて感じさせない。この点はかっこいいなぁ!と思う。まぁ、これってむしろ「オールドマン」の行動様式かもしれないけど。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.