あなたが寝てる間に・・・200万語通過しました♪(長文御免)

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[報告] 1212. あなたが寝てる間に・・・200万語通過しました♪(長文御免)

お名前: ぽんきち
投稿日: 2003/12/18(06:27)

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こんにちは、ぽんきち@ボストン近郊在住です。

え〜と、サンドラ・ブロック、アメリカ来てから好きになりました。

12月3日に、200万語通過していましたので、ご報告です。
(最近カウントを怠っていたので、気づくのが遅くなりました)

100万語から200万語にかけて、とても楽しめました。特に今回は、dumboさんに
お借りしてGRを読むことも出来ました。本当にありがとうございました。
他には、Listening-Reading の蜜の味を知りシャドウイングも楽しんで、という
日々です。以降、長くなってしまいました。どうぞ、読み飛ばしてください。

■読書内容

○期間:9/29〜12/03(66日間)
 通過日数が100万語までと1日違い。これがペースなのかなあ。

○レベル毎の冊数
========================================================
      レベル   0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 
GR    (冊数)  18 18 29  -  -  -  -  -  -  - (計) 65
児童書(冊数)   -  -  1  3  9  6  1  -  -  2 (計) 22

(レベル毎総計)18 18 30  3  9  6  1  -  -  2 (計) 87
========================================================

立ち読みの本をカウントすれば、ふたこぶではなくてもう少しきれいな
山になったと思うんですが、大雑把にしかできない〜(汗)。
とにかく、GRを挟むことで、ペースがよかった気がします。

○詳細
<GR>
SSS Starter Set A / Set B
SSS Beginner Set A
<児童書>
Stuart Little
Darren Shan #1,#2
The Lion, the Witch, and the Wardrobe
Harry Potter #1,#3
Lois Lowry 作 * 3
( Number the Stars / Anastasia Krupnik / Anastasia again! )
Neil Gaiman 作( Dave McKean 絵) * 2
( Coraline / the Wolves in the wall )
Louis Sachar 作 * 5
( Sixth Grade Secret/The boy who lost his face/ Sideways Stories from Waysaide  School
/ Waysaide School Gets a Little Stranger/Waysaide School Is Falling Down )
Roald Dahl 作 * 6
( Danny the Champion of the World/ the Magic Finger/ the Enormous Crocodile/
  the Vicar of Nibbleswicke/ Charlie and the Chocolate Factory/
  Charlie and the Great Glass Elevator)

うーん。児童書は8人の作家しか読んでないのか。。日本語でも好きな
作家さんを少しずつ増やしながら読むタイプですし、こんなもんかも。

■GRについて感想
100万語まで児童書がほとんどで、GRを読んでいなかったのですが、dumbo
さんにお借りして夢のGRセットを読めました。ありがとうございます!

まず、読んで思ったのは、想像してたより格段に文章が難しい!
レベル0ってこんなしっかりした文章なのか!とびっくりです。単語の易しさ
と文章のギャップからなのか、どこかしら違和感が出る本もあります。しかし、
スイスイと読めるのは楽しいです。

Beginner Set A まで(PGR2まで)読みましたがノンフィクションや史実に基づいた
ものは、事実の力強さがあるのか、特に面白いと感じました。
"The Long Road" "The Coldest Place on the Earth" "Mary, Queen of Scotts" 
"Pocahontas" などなど。
映画からの話は、見た物は面白いけど…という感じ。評判の"Fly Away Home"では
なく、"Babe"で涙ぐんでしまいました。あ、でも、"Birds"は映画を見てないけど
面白かったです。"Heidi"は、大昔アニメで見たと思うのですが、細部を忘れていて、
Peter のへなちょこっぷりが印象的。

私はどうも偏った読書をしてしまいがちなので、児童書主体の100万語までで
単語が偏っているかもと思っていたのですが、今までのところ大体網羅できて
いるようで、一安心。
読む速さは、測ると頑張っちゃう上に物語に入り込めないので、結局自分が普段
どのくらいで読めているのかよく分からないままです。

GRの種類別では、PGRが硬い感じかなあと。色々作者への注文が多そうな気が。
GR全般的に色々読めるし、隙間時間に一度に読み通せるので、読みやすいです。
セットでお借りしたので、本を選ばなくて次々と読めるということがとても
良かったです。気合がいらないというか。変な思い入れもなく気楽に読めました。
(気楽に読みすぎたせいか、感想を書こうと題名の一覧を見ても内容を思い出せ
 ないものが多いのが、情けない…)

■児童書で思い入れのある本など。全部、星五つです。

★Charlie and the Chocolate Factory:Lv4:32000語
んもうムチャムチャ面白かった!! 読書の幸せを再確認。あと200万語くらいは、
ほどほどの本が続いても、多読を続けられそうです。映画化の話を聞いてWonka氏
の性格が気になりつつ読みましたが、Wonka氏はDahlその人なのではないかしらと
勝手に想像しています。Blakeさんの挿絵と顔写真がまたよく似てません?

★Danny the Champion of the World:Lv5:39000語
一度投げましたが、挑戦。しみじみと面白かった〜
この本、我が家の食生活を変えました。

★ハリポタ#1、#3:Lv9:各100000語前後
#1は、100万語通過語のプチ停滞から救ってくれました。#1は和訳を3年ほど
前に読んだのですが、全然面白いと思えませんでした(ファンの方すみませんです)。
ところが今回、驚きの面白さでした。英語だと、時間かけて一生懸命読むことで、
面白く感じるのでしょうか。最近、ある程度知らない単語や分からない文章がある
方がむしろ面白さが増すのかも、という気がしてます。匙加減が微妙ですが。

#3は筋知らないし辛いかな、と思っていたところ、朗読テープを見つけたので、
噂の Listening-Reading してみました。これが!面白い!!読んでくれるから楽!
クィディッチのシーンはこれまで本でも映画でもさほどに感じなかったのですが、
そこがすごく面白かったのがびっくり。ラストの謎解きまで、聞かせる&読ませる、
ぐいぐい引き込まれました。あ、テープはUS版です。

これをきっかけに、Listening-Reading にはまっています。
Listening-Reading を紹介してくださった皆様、ありがとうございます。

★Anastasiaシリーズ#1,#2:Lv4,5 :各30000語前後
"Number the Stars" が図書館になく、司書さんに取り寄せをお願いしたのですが、
その時に、同じ作者でボストン(正確には隣のケンブリッジ市)を舞台にしたシリーズ
があって面白いよ、と教えてもらいました。読むと本当に面白かったので、ご紹介です。
ストーリー展開もさることながら、会話の面白さで読ませるこの感じはなんだろう…
テレビドラマ「フレンズ」とか近いかなあ。。と言うと誤解を招くかな(汗)
会話も字の文も、なんだかにやにやして読んでしまう、そんなシリーズです。

主人公は#1では10歳、#2では12歳。妙に現実的で行動的なところと、思い込みが強く
少し頭でっかちなところのある、女の子です。母親は画家、父親は大学教授で詩人、
ちょっとそりゃないよ、な設定ではありますが、彼らの会話が面白くて細かく言葉に
こだわる感じが楽しい。色々な世代の人が登場しますが、特に「老い」がしっかり
扱われています。
Anastasiaのシリーズは9作、派生としてその弟のシリーズが4作出ています。

この本は、時代・場所の設定がはっきりしていて、固有名詞がかなり出てきます。
(実は私は#1は地図を側に読んでました。邪道かも。そんなことする必要はないです)

Lois Lowry のサイトです↓。茶目っ気のある素敵なサイトです。(自筆イラスト!)
http://www.loislowry.com/index.html
自分の読者向けなので、文章も読みやすいです。
執筆当時から今も作者 Lois Lowry はケンブリッジ市に住んでいるとのこと、街角で
すれちがうかもしれないのが、嬉しいな。また、お父さんが軍隊にいた関係で世界中
あちこち住んだらしく、中学時代は東京で暮らしたそうです。その頃の、着物を着た
彼女の写真が載っていました。…って、すっかりミーハーな私。もっと本読んだら、
e-mailでファンレター書いちゃおっと。

えーと、話を戻して、#1は、Listening-Readingしましたが、朗読は声や文章そのものを
読むスピードはいいのですが、文章の後に必ず間があるのが気になりました。一呼吸
置いて待つ感じなのです。

あ、"Number the Stars"も良かったです。読書後にCDが借りられて、シャドウイング
に使おうとしたのですが、地の文の声のトーンが重めで、真似てるとどうも暗い気分に
なるので断念。

★Coraline:Lv4:29000語
奇妙で、不思議で、不安感があって、美しい本です。
作者は Neil Gaiman 、絵が Dave McKean。本屋で以前から気になって気になって気に
なって気になって、購入しました。
少女 Coraline の住む古い屋敷の扉の向こうの、不思議な世界。そこは元の屋敷と
そっくりな屋敷があり、ボタンの目をした「別の母親」「別の父親」が住んでいます。
彼らは望むものが手に入るこの別の世界で暮らすよう、Coraline にせまりますが…、
という話。その後の Coraline の頑張りが力強い。知恵と度胸で勝負です。
本の裏表紙の評では、ナルニアや不思議の国のアリスが引き合いに出されていました
し、古典的な筋のようですが、細部の展開や設定がイマドキで、楽しめます。
Amazonを見ると作者はコミックの原作などもしているとか、言われてみれば絵が
ぱっと浮かぶような文章です。アメコミの絵が苦手なのですが、この人原作の本から
入門してみようかなと思っています。
この本の挿絵がまたいいです。この画家さんの方も追いかけてしまいそう。

これも Listening-Reading をしました。作者による朗読です。芸達者な兄さんだなあ
楽しんでるなあ、という印象。音楽など作りが凝っていて、聞いていて楽しいです。
自分の作品なのをいいことに(?)、読む勢いだか意図的にだか、単語などをちょこ
ちょこ変えたり継ぎ足したり。平均して1ページ当り1箇所くらい違う感じなので、気に
なる人もいるかも。文の順序が変わっているところもありました。(改版したのかな。)

同じ作者と画家の組み合わせの絵本で、"The Wolves in the Walls" もいいです。
狼が壁の中から出てくる話です。(そのまんま?)
話のトーンは似ていますが、何といっても、絵が、絵が、すんばらしい!!!
好みは人によって分かれそうですが、私にとっては、しびれる一冊。

■番外編

★Manga
アメコミは少々苦手、なのでMangaです。
・Mars #1 (惣領冬実さん)
・InuYasya #1〜#3(高橋留美子さん)
図書館にあったので、借りてみました。他には、AKIRA、子連れ狼、ああっ女神様
(だっけ)、などがありまして、なんだか不思議な品揃えです。これら Manga は
いつ行っても借りられていてめったに残ってないのですが、人気あるんだな〜と
嬉しいです。ようやく一巻目にめぐりあったのが上2作です。

Marsは、バリバリの学園恋愛物少女漫画という、成長期にまるで興味がなかった
分野で、この作家さんの本を読むのも初めてなのですが、意外と面白いです。
これも英語で頑張って読む効果? 
InuYasha も楽しく読みました。期待して読んで、期待通り面白いです。Marsに
比べて、台詞の英語がこなれているように感じました。

InuYashaは、本を開く向きは日本と逆。Marsは元のまま。Marsには、最後のページ
(英語圏の人が最初に開くページ)に、コマを読む順序や吹き出しを読む順序の
注意書きが書いてあって、英語を読む目の動きからすると不自然なんだなあ、と、
日本語を読むときの目の動きを再認識。
逆向きのInuYasyaは、絵を反転させているようです。みんな左利きみたいですし、
効果音など絵の中の文字も細かく英語に変えてます。漫画は絵が大きいと思うので
そのままでないのはちょっと微妙な気分ですが、それで英語圏の人たちが物語に
入り込み易くなるんだから、いいのかな。

★Little Bear をリスニング
リスニングだけで物語を聞き取ることもしようかなと、聞いてみました。
"Little Bear""Farther Bear Comes Home""Little Bear's Friend""Little Bear's Visit"
の4作。1作はICRで既読です。3作を女性が、"Farther…" だけは男の人が朗読
していますが、いずれも抑揚たっぷり、ゆっくりで、とても聞きやすかったです。

★Madeline のビデオ
私は絵本の Madeline がすごく好きなのですが、図書館にビデオを発見しました。
アニメですが、絵の感じがほぼそのままなのが、びっくり。

■効果?
多読を始めた頃は単語を適当につなげて、どうにか意思疎通するので精一杯、と
いう状態でした。最近は、適当に文章らしき物が(短いですが)出るようになり、
喋るのを自分で聞きながら「あっ間違った、おわっ、また間違った」とか感じながら
喋っています。ほとんど全ての文で何かしら間違えます。考えて喋れないのが問題
なのかな。聞いている人は多分、単語だけ拾って再構成して理解してるんだろーなー
とか考え始めると暗くなるので、やめときます。

発音は、自分ではよく分からないですが、聞き返されることが少なくなってきた
ようです。(身振り手振りがうまくなっただけかもしれません)
聞くほうは、Shadowingのお陰でよくなってるのが実感できます。

■抱負は…
掲示板で刺激を受けつつ、目と耳とで楽しく贅沢な読書を続けたいです!

ではでは、長文失礼いたしました。
皆様も、我儘で幸せな読書を & よいお年を〜

▼返答


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