[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/11/22(21:43)]
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630. Re: 【意見募集】レベル2〜3児童書シリーズの読みやすさ順は?
お名前: メリザンド
投稿日: 2004/11/16(01:35)
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メリザンドです。 今月の初めに、既に4つのシリーズについて書かせていただいたのですが、 その後、新たに他の3シリーズを読む機会があり、まだ締め切りに間に合いそうなので、 合わせて7つのシリーズについての感想を書かせていただくことにしました。 まとめて下さるしおさんにはちょっと煩雑になってしまうかも知れませんが、どうぞお許しくださいませ。 読んだのは以下の7シリーズで、時期はいずれもここ1ヶ月以内(100〜130万語あたり)です。 ●前回報告した4シリーズ(冊数が若干増えました) A to Z Mysteries(11冊) Catwings(1冊) Magic Tree House(8冊) Marvin Redpost (8冊) ●今回新たに加わった3シリーズ Cobble Street Cousins(3冊) Fullhouse Michelle(4冊) Nancy Drew Notebooks(2冊) 前回と同じく、語彙の難しさ・一文の長さや複雑さなどの「英語そのものの難しさ」と、 内容の好み・自分との相性といった「個人的な感覚」の2点から、 私の感じた「読みやすさ」で7つのシリーズを並べてみることにします。 ついでに、今回は「好きな順番」もつけてみました。 前に書いた4シリーズについては、重複するコメントは省略しています。 1)英語の簡単さ(右へいくほど難しく感じる) Cobble Street>Marvin>=Magic Tree>Nancy Drew>=Michelle=A to Z>Catwings Cobble Streetは、簡単だと感じていたMarvinより更に簡単に感じました。 Marvinより内容的にも文体も落ち着いていて、ちょっと古風というかお手本的という感じで、 教科書英語を習った身には一番とっつきやすいのでは、と思いました。 Nancy DrewとMichelleはほとんど同じレベルに思えるのですが、 ほんの少しだけMichelleの方が表現や文の構造が難しいような気もしています。 A to ZとMichelleを比べると、謎解きがポイントになるA to Zは語彙が、 心理表現が中心のMichelleでは表現の文法が、それぞれ相手より難しい気がしましたが、 結局は間を取って引き分けということになりました。 2)個人的な読みやすさ(右へいくほど読みにくい) Cobble Street>Marvin>A to Z=Catwings=Magic Tree>Nancy Drew>Michelle Cobble Streetは、とても穏やかなほのぼのしたお話で、 ぶっ飛んだ展開とか、予測のつかない出来事や言葉が出てくることがほとんどないので、 安心して?本当に楽々と読めました。語数が少ないこともその理由の一つでしょうね。 Nancy DrewとMichelleは、どちらも小学生の女の子の身に起こる出来事を描いたもので、 英語レベルも大して差はないように思えるのですが、 Nancy Drewの方が読みやすかったのは、最初に事件が起こってその犯人を突き止めるという話で、 次々に出てくる手がかりに引っ張られて読み進めるため、興味が続きやすかったのだと思います。 対してMichelleの方は、主人公がトラブルにはまって何とかしようといろいろ悪戦苦闘して、 まあ終いにはもちろんめでたしめでたしとなるのですが、 その悪戦苦闘の描写が延々と続くあたりが、私にはちょっと退屈で長く感じられました。 実際、語数もNancy DrewよりMichelleの方が長めですし。。。 *参考までに:個人的な好み(右へいくほど好きではない) Catwings=Marvin>A to Z>Cobble Street>Nancy Drew>Michelle>>Magic Tree というところです。参考になれば幸いです。(^^)
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