[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/11/26(02:21)]
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お名前: 成雄
投稿日: 2004/10/10(23:59)
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みなさん、こんにちは。成雄です。
〉ちょっと、仕事が忙しく、つづきを書くのが遅れてしまいまいした。
古川さん、お忙しいのに、YLについてのSSSの見解を述べていただきありがとうございます。
YLについての話、とても参考になりました。
「やさしい本をたくさん読もう〜」と言われても、実際、どんな本(児童書・絵本)がやさしい本なのか、
例えば、アマゾンでの読者レビューで、「とってもやさしい」と言われている本が
YL5ぐらいの本であったことを思うと、YLという考えが提示された時、
本当に画期的だったと思いました。
大人が自分自身のペースで学習していける道筋を示している、というYLのもつ破壊力をいまも感じています。
いまや、YL表があるのを前提にして会話していますが、
今回お名前が上がっている、酒井先生、古川さん、まりあさん、マリコさん、しおさん、は
YL一覧表をまとめあげるうえで、そうとう悩みに悩まれたことと思います。
今回、自分なりにYLについて考えてみて、その苦労の、ほんの少しはわかったつもりです。
また、
YLについて(3)で示された理解度の日本語表現、
自分の 理解度を判断するうえで、とてもわかりやすい表現だと思いました。
〉本の読みやすさは多くのことが関連しており、
〉個人の興味・好みにも大きく左右されるので
〉どちらの本の方が読みやすいか ということ
〉自体、数値で表すことは無理があります。
まったく同感です。
この数値にどの程度こだわる必要があるのか、
その人その人によって「その本への思い入れ」もあったりしますし。
〉YLについては、高いものが読めたときは、
〉こんな高いものが読めたから私もなかなかだな
〉と思って下さい。 低いものが読めなかった
〉場合には、
〉私はたまたま、残りの50%だったんだな
〉と思って下さい。でも、大体半分の人が読めない
〉こともあるんだから、今の自分にはちょっとあって
〉いなかったんだ と考えて下さい。
〉そんな風な感じで利用していただくありがたいです。
はい、わかりました。
と、数値化することの難しさにすんなり納得する部分と、
一方で、例えば、
〉YL 2.2-2.6
〉 (PGR2を読める人は、50%位の確率で 60%以上の理解度で下記の本が読める
〉 だろう)
〉Magic Finger, Esio Trot, Enourmous Crocodile
このダールの児童書については「今日から」本(2003.4)で上記のようなYLだったけれども、
この広場への投稿が熟成されて、その結果、現在のYL一覧表では改定に
いたっています。
本来、数値化できないけれど、相対化を深めている努力はすごいものがあると思っています。
それが、より簡単に各自のYL感覚が書評システムに反映できるようになったのだから、
どんどん活用されるようになったらいいですね。
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