[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/26(15:51)]
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古川さん、こんにちは。
最新投稿はチェックしてるつもりだったのに、この広場はなぜかうっかり飛ばしてて今ごろ気がつきました。週刊だったらもう店頭にないでしょうか…。残念。
ピーター・フランクルさんには一度お会いしたことがあります。上野で自分の著書をサイン入りで売っていたんです。「あなたの名前を日本語で書きます」って言って。「ピーター流外国語習得術」という本でしたので、たくさんの外国語をどうやって勉強したのか知りたいと思って購入して、本に名前を書いてもらいました。画数の多い私の名前をちゃんと漢字で書いてくれました。ハンガリーが好きで行った事があるといったら喜んでくれました。
200語ぐらい覚えていきなり新聞、というのはちょっとまねできないことですが、ピーターさんはその国の人とお話したり、本や新聞を読んだり、どんどん実践していったようです。
今、日本の書店には語学学習の本がたくさん並んでいますが、実践より学習ばかりが優先されているような気がします。英語以外になるともっとその傾向が強く、敷居の低い、初心者向けに「すぐ話せる」といった本ばかりが増えている気がします。私が大学生の頃は初心者向けの教材はそれほど多くはなく、かえって対訳本など「読み物」のシリーズがもっとあったような気がします。たしかに初級をざっと習ってすぐ本を読む、というのはハードですし、結局辞書引き訳読になってしまう危険が大きいですが、「やさしい会話」みたいな本ばかり増えていくのもつまらないなと思います。ステレオタイプの「見本会話」なんておもしろくありません。
やはりやさしい本をたくさん読んで「実践」するのが一番だと思います。
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