日本語の多読

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/24(14:24)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[楽] 677. 日本語の多読

お名前: モーリン
投稿日: 2005/12/3(15:01)

------------------------------

こんにちは、モーリンです。

私の会社にエリックという外人が居ます。
アメリカ人かイギリス人と思うのですが少なくとも英語ネイティブです。
そして、日本語もかなり流暢にしゃべります(丁寧にしゃべるのですが、
丁寧語がたまにおかしいです)。

昨日の昼休みにその彼とエレベータに乗り合わせました。彼は手に「ダビンチコード」
を持ってました。英語版ではなく日本語版です。
それで、なぜ英語の方を読まないのかって聞いたんです。
以下、そのときの会話です。

モーリン「なんで英語の方を読まないの?」
エリック「英語だと1日で読んでしまので、もったいないです。英語の本、
          高いから。わかないところもあるけど、こっちのほうがいいんです」
モーリン「僕らと反対だね。僕らは、英語の本をたくさん読んでるんですよ。
          でも、辞書は引かないんです」
エリック「そうそう、辞書引いてるとおもしろくないですものね」
         (このとき、いかにもという感じで表情が変わってました)

わたしは、「こいつ、よくわかってるじゃん」って思いました。
よく考えると、いちいち辞書を引かずに本を読むのは特別なことじゃないんですよね、本当は。
でも、「辞書を引かずに読む」ということに彼が強く同意していたということは、
最初は辞書を引きながら読んでいたのかもしれませんね。


ところで、一対一の会話なのに「僕ら」といってしまったのは「わからないところもあるけど」
というフレーズですでに多読をイメージしてしまって「僕ら」と言ってしまったようです。

たわいない話ですが、なんか会社で多読仲間を発見した感じでうれしかったので書いてみました。

それから、タドキスト大会の本の著者に手紙を送る企画で Jean Little に
ファンレターを書いたのですが返事が来ましたので、この掲示板にある
ファンレターの企画のスレッドに追加しました。よかったら、見てください。

では、Happy Reading!

P.S. 会話はもちろん日本語でした。

モーリン

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.