高級料亭『大手町』にて

あけましておめでとうございます。

馬場八尾は、こういう【捏造】話が好きなのです。
（Ａｋｏさｎ、ありがとうございます）
で、続です。

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〉近未来。架空都市SSS City. 寝太郎産業ビル最上階、社長室

（中略）

〉「さて社長、今夜でございますが、夜は高級料亭『大手町』にて馬場七尾氏と密談のご予定です。
〉　馬場氏より『ジェレミーＳ命』との暗号コメントを頂いておりますがワタクシにはさっぱり…」
〉「うむ、あの件だな」

（中略）

夜：高級料亭『大手町』

（寝社長が『大手町』に到着。密談部屋へ通される。）
（馬場氏、未着）
（寝社長、しばらく部屋にて待つ）
（馬場登場）
馬：社長、こんばんは。グフフ
寝：やや、こんばんは。どうしました、グフフって？
馬：KrazyKowを思い出しまして。グフフ。どうしても、思い出し笑いが
寝：おお、あれですか、グフフグフフ。
馬：今日はJStrongの話の予定でしたが、急遽別の問題がありまして。
寝：ふむふむ
馬：実はわが社の新製品の売れ行きがいまいちで。そう、あの『語数
　　秤』なのです。さっぱりなのです。あれさえあれば、本を載せれば
　　語数が分かると言う画期的製品なのですが。
寝：ああ、そりゃだめですよ。だってね、書評DBが充実しちゃって。
　　で、さらに、書評DBがPCのフリーソフトに組み込まれて、
　　ISBNの番号をマウスで右クリックすると、YLと語数と★が
　　噴出しで浮かび上がるっていうソフトがもう出てるんですから。
　　さらに、書評DBのデータを組み込んだ携帯もあって、
　　ISBNのバーコードを携帯カメラで読み込むと、ピピッと
　　語数が出るんですよ。『語数秤』買う人はいないですよ。
馬：ガガーン！今までの投資は．．．さらに他の事業でも
　　うまく行ってないのですよ。ブッククラブをこの前立ち上げたん
　　ですよ、ほらあの高校の目の前に。ここ一年は、どんどん登録者が
　　増えているのですが、先月大量に退会者が出て。原因がわからなくて。
寝：その話は、いろんなブッククラブで聞くよ。もしかして君のとこ、
　　GRばっかり揃えてない？児童書は？
馬：高校生相手なんで、GRをメインに揃えてますが。とくにね
　　レベル０，１を中心に。
寝：それだよ、それ。実はね、最近GRの出版社がね、販売戦略を見直した
　　らしいんだよね。GRが安くない、特にレベルが低いものに割高感が
　　あって、GR中心のブッククラブにはレベルの低い本の品揃えが
　　求めたれていたのだけど。それが出版社の販売戦略の見直しで
　　崩れてしまったのだよ。
馬：？？？
寝：出版社もね、気がついたのだよ。レベルの低いGRを安くして、
　　そうすると、多読を始める人が増えて、高いレベルのGRの
　　売れ行きがよくなるってことにね。薄利多売路線に変更する
　　第一弾として、レベルの低いGRの価格見直し、特にレベル０、１に
　　ついては、学校への無料配布が先月からされ始めたんだ。
馬：！！！！！
寝：だからね、君のとこのようにGRのレベル０１を中心に品揃えした
　　ブッククラブはね、退会者が続出してるんだよ。まあ、
　　しばらくしたら、多読する人の総数が増えるから、それまで
　　我慢することだね。あ、あと、GRもレベルが高いもの、テープ、
　　あと、児童書、絵本、こういうものを順次揃えておくと、
　　レベル０，１を揃えている高校とバッティングしなくて
　　いいよ。
馬：そうですね！ああ、さすが社長。ありがとうございます。
　　さっそくそのように。やっと心配事が解決した。
　　そうそう、JSｔｒｏｎｇの話に戻りましょう。

　　実はですね、最近彼のサイトのＢＢＳに書き込みをしたら
　　思いのほか話が盛り上がって、今度日本に来ると。
　　ぜひぜひ『大手町』で飲みたいと。

と、この最後の一節が、僕の夢だなー。
いつか、お話したいなーっと。

ではでは