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お名前: Keny http://w-nest.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2009/4/4(22:31)
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こんにちは杏樹さん。
〉〉意外だったんですが多読は実感の世界なんですね。言葉でいくら説明しても本当の意味での理解には至れない。自分で実行してみて現象に出会う。それで初めて真の意味での理解に至る。こういう世界なのだと分かればやるだけです。歩いてさえいれば、いずれはそこに至るのだと今では思えます。あせってキリン読みをしようとも思いません。今いる場所でなすべきことをこなすだけです。そこに至れば自然に見えてくるものがあるのではないかと思います。逆に行かなくては絶対に理解の出来ない世界でしょ?
〉まさにそのとおりです。自分でやってみて、自分で実感しないとわからないのです。ですから、これから始めようとする人、始めたばかりの人にはいろいろ疑問を持つことがあっても、理屈で説明するより「やってみてください」と言うしかないんです。
〉多読は禅問答みたいで、そしてパラドックスでもあるんです。
〉・辞書を捨てれば英語が読める。
〉・わからないところを飛ばせば本が読める。
〉というのもそうですが、
〉真面目に熱心に英語を勉強して来た人よりも、英語がダメだった人の方が素直に辞書や文法を捨ててしまうので、初期の手応えを感じることが容易。
〉なんです。
〉〉100万語までは10万語ごとに経過をアップするつもりでいます。こういう世界であれば途中にいる人は間違いなく迷い、不安に苛まれます。果たして自分は脇道にそれているのではないかと…そういうときに頼りになるのは過去の経験者の体験談なんです。ですので私もこれから来るであろう人たちに、少しでも助力となるよう足跡を残しておきたいと思っています。ただ幸か不幸か、私はレベル3の壁というものを経験せずにすんでしまったようです。後から来る人に一番役に立つのは杏樹さんのような方の体験談なんですが…この点はごめんなさいです。
〉Kenyさんのこれからの経過を楽しみにしています。
すいません、経過の報告を…などと思っていたのですが。
自分でもいまいち信じられないのですが…PB読めるんです。
Little house in the big woodsを読み終わって、それまで難しく感じられたGoosebumpsが急に易しく感じられたんです。今までけっこうぎこちなく読み進めていたんですが、いきなりギアが切り替わったように、ページをめくる早さも、読む時間もそれ以前の何倍にもなっていました。(今は2時間ぐらいは普通に読んでます)
なので…ひょっとして読めるのではないかとDeltra Questをちょっとだけ読んでみました。読めました…全然しんどくなく。日本語で読んでいるのと変らないと言うと大げさですが、そのぐらい楽に読んでいました。ですのでどのぐらいの物まで読めるのかと…棚に(買っても読めずに)飾ってあるThe other side of Midnightを取り出して、無造作に途中から読んでみました。特に問題なく楽しめます。ならばと…The sum of all fears。技術用語でちょっと引っかかりますがいけます。極め付けでHistorian…ちょっと難しいかなとは思いましたが、読めないレベルじゃありません。十分楽しめるレベルです。
多読を始めてからはLV4より上の洋書は意図的に読むのを避けてきました。ですのでこれは純粋に多読だけの影響です。いったいなんなんですかこれは?これでは経過報告できません。
昨日は読めませんでした。目が覚めたら読めるように成っていました。自分でも「そんな馬鹿な!」とは思うのですが…
〉ただ、私は英語ができなくて、PGR0を読んで「英語の本が読めた!」と思うようなレベルから始めていったので、英語が出来る人に対しては説得力のあるアドバイスは難しいです。ですからドラちゃんのようなアドバイスや意見を言う人がいてくれてよかったと思っています。
〉英語が出来る人、辞書もうまく活用して役に立ててきた人が、辞書を捨ててレベルの低い本を読むことをいかに納得させられるか…。Kenyさんの体験は、英語が出来る人が多読をするときに役に立つはずです。
困りました。私も杏樹さんと同じことしか言えません。言葉で説明できる変化ではないんです。なんと言ったら良いのか…読書の質自体が全然違うんです。こうなると「騙されたと思ってLV3ぐらいまで頑張って」としか言い様が無い。
〉それで、やっぱりSIRやICRも読んでみませんか。Frog and Toadなどはタドキスト定番のおすすめ本です。Arnold Robelの本はどれも笑ったり、感動したり、味わいのあるいいものばかりです。絵本の内容の深さはあなどれませんよ〜〜。
他のPBを普通に読みこなせる人たちが何で…と疑問だったのですが、気持ち分かります。読書の質がまるで違うんですね。何と表現したらいいのか分かりませんが、児童書で感動してるんです。Little house in the big woodsを読んでいて、胸が感動で打ち震えているんです。
杏樹さんがなんで児童書・児童書と言われるか分かりました。児童書…杏樹さんの言うように深いです。こんな感動を与えてくれるんです。ただ読みたい本が多すぎて困ってます。とりあえずLittle houseのシリーズを(Roseなどもふくめて)全部読みたい。他にも読みたい児童書が目白押しで…。
それと児童書を語数を稼ぐために読みたくないんです。大切にじっくり味わいたい。素敵なお話は、私には宝石のように貴重なものですから。
〉それから、たかぽんはすでに悟りをひらいちゃってるんです。2000万語も越えてますから、昔の感覚もわからなくなってるのかもしれません。
〉これも多読のおもしろいところで、100万語通過した人がよく「あまり変化を感じません」と言います。自然に読めるようになっていくので、上達しても「上達した」実感が薄いんです。それほど自然に読めるようになっていく、というのは語学の習得には理想的ではないかと思います。
たかぽんさんのおっしゃること、分かるような気がします。
結局、「どっちでも変らないよ」なんだと…。
私にしても2年もしたら、こうしてアップしたことなどすっかり忘れて。
「たかぽんさんの言うとおり!」
とか言ってしまいそうです。
ですが、やっぱりLV4ぐらいまでは辞書は使わないほうが、私も上達が早いと思います。朝令暮改で申し訳ないのですが、辞書を使おうとは思わなくなってしまったんです。上手に表現できないのですが、物語を楽しんでいる最中は必要なく、読み終わってからと思っていたら読書の心地よさで忘れてしまっています。読んでいるうちになんとなく意味が分かってしまうというのもあります。みなさんがおっしゃっていたことは理解できるようになったんですが、今度はどう表現したらいいのか分かりません。なんか性質の悪い冗談のようです。
ではでは、皆さんHappy Reading!
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