Re: 新しい仕事

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/24(10:17)]

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314. Re: 新しい仕事

お名前: ako
投稿日: 2005/7/20(14:11)

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マリコさん、akoです。こんにちは。

〉すごく個人的な話ですが、クリニックを7月1日に開院しました。
〉1月に場所が決まり、6ヶ月の準備期間を経て、ようやく7月1日に開院しました。

SSS掲示板に、マリコさんの投稿がないなあ、と気になっていました。
大変な忙しさだったのですね。
無事のご開院、おめでとうございます!

〉ペインクリニックを専門とする診療所で、ペインクリニックを前面に出すと、患者さんが集まらないとか、最初は暇でしょうなんていわれていましたが、予想以上の患者さんにきていただいて、順調なスタートを切りました。

わたしは、ぜったい、患者さんはいると思います。
他の方へのご返答で、マリコさんご自身が言っておられますが、
現在の通常の病院の医療って、ほんとに臓器ごとの部分治療で、体全体からみてどうなのか、とか、患者本人の性格や生活スタイルから見てどうなのか、といった総合的なことまでは、なかなか見てもらえません。原因不明といって対症療法で片付けられることも多いです。

個人的には良い医師はたくさんおられるのですが、病院全体のシステムの中で、自由な発言もできず、よい医師ほど、苦悩され、中には過労死に追い込まれる医師もおられたりして、本意を貫くのが非常に難しい時代だと思っていました。

医療には素人の発想でおこがましいのですが、SSSの英語学習方法と、従来の分析型英語学習方法の違いを思うと、マリコさんが書かれている東洋医学と西洋医学の違いに重なるものは常に感じていました。
医療の分野でそのように考えておられるマリコさんが、SSSの運営者であられることには、通低するものを感じています。

歴史好きの私個人について言えば、歴史学習もまさに同様で、旧式発想では、世界史というジャンルを、国別の勉強を別々にやって、それを足していく、という発想で世界史をとらえてしまいますが、これが、人体を臓器ごとに分けて、別々に治療するという西洋医学の発想と共通します。

しかし本来、世界の歴史は、国ごとに別々に分けられるものではなく、各国という部分、部分を足したら世界史になる、というような発想では、必ずわからなくなるんですね。
「世界全体史」とでも言うしかないような発想でとらえたほうが、歴史を理解する(あるいは「楽しむ」)ためにずっといいのに、と、思っていまして、この点が、東洋医学的な人体の見方と共通していると考えています。あくまで素人発想ですが…

もちろん、国ごとの歴史整理や西洋医学を否定しているわけではないんです。
ただ、便宜上の方法に留めておくべきことを、まるで本来の目的であるかのように見なした本末転倒が起きていることを残念に思っているわけで、これって、英語学習方法の世界で起きている問題と同じ構造だと思っています。
マリコさんのスタンスも、東洋医学的発想をしつつも、西洋医学の否定をするわけではないですよね。このバランス感覚が魅力です。

こういう思いをいつも持っているので、東洋医学が、人の体の全体を見る、という話を聞くたび、同じ発想があると思って、とても嬉しく思ってました。

私には、ペイン治療もSSS英語も世界史も同じ!!
なので、マリコさん!おめでとうございます〜〜です!


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