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2944. Re: ピアノ練習法について、アドバイスいただければ
お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2008/9/24(20:04)
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バナナさん、こんばんは。
ピアノに限らず鍵盤楽器というものに全く触らなくなって数年になるドラです。
私の場合は、子どもの頃からあまり指導者につかずに、ほとんど我流で
ピアノや色々な楽曲について、気持ちのおもむくままに勉強というか研究というか
という事をしていました。
# ピアノの先生に付いて習っていた
# 時期もありますけれど。
バナナさんの書いているのを読んで、私が思った事は、まず、ある程度
ピアノのタッチが身体に馴染むまでは、バッハは止めておいた方がいいんじゃない
かなぁっていう事です。
# ここで言っている『ピアノのタッチ』とは、
# 音を出すためのメカニカルな身体の動きを
# 指しています。
普通にピアノ教室などに通うようになったお子さんなどは、演奏時の基本的な
姿勢・手の形・肘の位置などを仕込まれ、そういう事を通して余計な力の抜けた
正しいタッチを身につけていきます。
しかし、(私の経験から言っても)そういった基本的な事が身に付いていない
状態では、バッハのフーガなどは特に手の形が崩れやすく、変なクセや力み
などが身に付いてしまう可能性が高いと思います。
そんなわけで、しばらくはホモフォニーっぽいものを中心に始めた方が
良いかと思います。
とはいえ、大人になってからの初めてのピアノという事であれば、自分の
好きな曲を中心にやっていった方がいいと思うので、ぴよぴよさんも書いて
らっしゃる様に、自分が通える範囲の場所で、大人向けのレッスンをしてくれる
いい先生を見つけて、相談しながら進めて行かれるのがいいと思います。
〉============
〉1.CDを聴きながら、その楽譜を目で追う練習の解説
〉 練習目的
〉 オリジナルテンポでの、楽譜の読み取り速度に慣れること。
〉 普通に練習していると、「自分のできる範囲」でしか音符を読まないので、
〉 難しい楽譜に出会うと、止まったり、極端にトロイ演奏になってしまいます。
〉 難しい楽譜でも、普通にサラッと弾けるようになるには?
〉 そのためには、「サラッと弾いている」読譜速度に、目を慣らすこと
〉 から始めます。
〉 速いテンポに目を慣らす
〉 CDを聴きながら、その曲の楽譜を目で追ってみます。
〉 かなり速い速度に感じると思います。
〉 えっ、こんなに素早く進んじゃうの? 速すぎる! と。
〉 慣れるまでは、最初の数行程度で「あれ? 今どこ弾いてるの?」と見失うかもしれませんが、もし途中で見失ったら、CDを止めて最初からやり直しです。
〉 指定テンポの速さで、音符を目で追うことさえ危ういのに、指定テンポの速さで、音符を見ながら初見で弾くのは無理ですから、このトレーニングで、素早く譜面をなぞる訓練を積みます。
〉 この訓練は、結構楽な訓練ですが、意外な効果もあります。
〉 それは、続けていくに従い、「音符アレルギー」が少しずつ克服できていくのです。
〉 音符アレルギーは、普段、音符を見慣れていないことが主な原因ですから、この訓練を通して、楽譜を見慣れることで、「音符への抵抗感」が薄れていくのです。
〉======================
以前に、あるピアノの先生から、こんな事を言われた事があります。
その時は遊びのようなもので、初見で連弾をしていたのですが、途中で早い
パッセージが相手のパートと自分のパートに交互に出て来て、かけ合いの様に
なっている面白い部分で、私が弾ききれなくて、手がまごまごしてしまっていました。
『あなた、このフレーズをドレミファで歌ってみなさい』
音程なんか多少外れたっていいから、テンポ・リズムを正確にとって歌って
みろ、と言うんです。
やってみると、正しく歌うことは出来ません。
『繰り返して!』
と言われて、何回か繰り返していると、段々と良くなってきます。
何となくよろしくなって来たところで、
『それじゃ、弾いてみて!』
と言われて弾いてみると、あら不思議! 若干ぎこちなくはあるけれど、
でも、何とかつっかえずに弾けるようになっているんです。
その時に言われたのは…
『練習にも色んなレベルがあるけれど、何回弾いてもつっかえて
しまう箇所や上手く弾けない箇所は、こうやってその部分だけ
歌ってみるとか、指使いを考えてみるとか、リズムを変えて
練習してみるとか、工夫してみることが大切ね』
ま、こんな事でも参考になれば。
〉こんなのもありました。
〉「音符」をアルファベットとか「英語」に置き換えると、訓練方法が分析的
〉でなく、「習うより慣れろ」っていう多読に近いものがあるかなーと。
〉↓
〉で、私の現在の状況を整理すると
〉1)ピアノで好きな曲を弾きたい
〉2)多読的習得法には、くわしい
〉ですので、
〉故に
〉3)多読的習得法で、「ピアノで好きな曲を弾ける」ようになればいい。
〉ということになったのです。
んーっ、(えらそうかもしれませんが)着想はよろしいんじゃないかと。
ただ、多読には先生が不要な人も多いですが、ピアノの場合は、自分が余計な
問題を抱えないために適切な助言をしてくれるような、それなりの先生的な人が
いた方がいいと思います。
それでは、Happy playing pianoで♪
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