Re: 英語帝国主義に屈しなかったYeats

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2689. Re: 英語帝国主義に屈しなかったYeats

お名前: はまこ
投稿日: 2008/3/14(08:53)

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Ryotasan、こんにちはー。

〉30年近く英語の多読をしていますが、
〉僕もアイルランドのことが気になりだしたのは、
〉この10年ぐらいです。
〉Swift や Wilde や Joyce の作品を読んでは来ましたが、
〉イングランドとの違いは意識していませんでした。

それでも10年!

〉〉以下はwikiからの引用ですが、

〉〉「第2公用語は英語である。しかし一部の地方の中高年の層を除き殆ど全ての人が英語を使用している。近年はポーランドからの出稼ぎ移民が急増し、話者人口では既にポーランド語話者がアイルランド語話者を大きく上回っている。ダブリンだけでも、なんと12万人のポーランド人が居住しており、政治的影響力も年々増大している。」(以上、引用終わり)

〉それは知りませんでした。
〉アイルランドとポーランドの共通点は、
〉Roman Catholic の国であることと、
〉北国であることです。
〉生活の苦しいポーランドからどこかへ出稼ぎに行くばあい、
〉同じ宗派とはいえイタリアやフランスやスペインは南国的すぎますから、
〉もっと北のアイルランドが適当なのでしょう。

なるほどー。

〉アイルランドは移民に対して門戸を開放しており、
〉ポーランド以外からも移住者が多いようです。
〉僕はアイルランドで育ったドイツ人と英語で話したことがあります。
〉80年代に Live Aid を主催した Bob Geldoff さんもアイリッシュですが、
〉たしかお父さんはベルギー人でした。

そうなんですか。

〉日本は移住者に対してあまり門戸を開いていませんから、
〉出稼ぎ労働に来る人たちも、
〉期間限定の滞在がほとんどだと思います。

でも時代の流れや変化によって、そのうち移住者を受け入れるようになるんでは
ないかなーとなんとなく思っています。

〉〉Yeatsは日本の能の影響をうけたことでも知られているそうですね。
〉〉これもwikiで知りました。Yeatsについての記事がとても短いので、
〉〉wikiに書き込むファン?の人は少な目なのでしょうか。

〉能の影響を受けたのは "At the Hawk's Well" という作品ですね。

やっぱりRyotasanは知ってましたか(^^)

〉Wikipedia の記事があまり詳しくないのは、
〉詩という分野がとっつきにくいせいだと思います。
〉小説を数多く読んでいる人でも詩に対しては敷居が高いと感じることが多いです。
〉Yeats の記事は、
〉詩人にしては長い方かもしれません。

なるほどー。

〉〉Oscar Wildeについてはもっと詳しく書かれてありますね。

〉Wilde は詩以外に、童話や戯曲や小説や評論も書いて、
〉同性愛スキャンダルも起こしたし、
〉話題の多い人です。
〉Wilde の童話は音読すると美しいですよ。

The Happy Princeしか思い出せませんが。。。確か他にも有名な童話が
あったような。The Happy Princeも多読を始めた頃に音読したので、
今読むとまた違う味わいが楽しめるかもしれませんね。
音読で読んでみます。ありがとうございます。

〉〉Yeatsと同じくノーベル文学賞を受賞した詩人のSeamus Heaneyについても
〉〉記事が少ないですねぇ。受賞は最近(といっても20年程前ですが)のこと
〉〉ですし、この方についてはこれからもっと書き込まれるかもしれませんが。

〉Heaney さんは北アイルランドの側で、
〉英国(UK)の桂冠詩人ですね。
〉まだ生きている人なので評価が定まっていません。
〉百科事典には書きにくいと思います。

没後に絶賛されるアーティストって結構いますよね。
私はHeaneyさんの名前すら知らなかったのですが、
その内読んでみようかな。

〉メキシコから移住して来た子どもは学校の授業をスペイン語で受けることができ、
〉並行して英語も学べるようになっていますが、
〉それで二つの言語を使いこなせるようになった子が多いという話は、
〉聞いたことがないです。

母語がしっかりしていないと他の言語も母語も崩れてしまうのでしょうが、
(私も音で英語と謎の多言語をたくさん聞いた結果日本語も崩壊しそうになった
実体験があります。これはそのことを知っているのと、
実際に体験するのとは大違い。その後コントロールできるようになりましたが、
怖かったなー。)
子どもがいろいろな知識を吸収しながら成長する時期に母語以外の言葉の
比重は、慎重に考慮しないといけないでしょうね。
あ、ちょっと話がずれたかな。

〉英国は1066年にノルマン人たちに征服され、
〉それから300年ほど公用語はフランス語でした。
〉役所の文書などは全てフランス語になりましたが、
〉庶民は英語を話し続けました。

フランス語が標準語で、英語が地元の言葉って感覚でしょうか。
どっちもわかるけど、地元の言葉がしっくり来る。

〉沖縄は1945年から米軍の管理下で、
〉1972年まで日本国とは別の国として扱われていました。
〉それでも庶民が英語を話すようにはなりませんでした。

ですね。

〉これからの日本も、
〉日常会話は日本語のままだと思います。
〉でもカタカナの単語は増えるかも知れません。
〉みんなが同じ東京風の日本語ではつまらないですから、
〉ネットなどで関西弁を使う人が増えても良いと思います。

ほんまやなぁ。(笑)

〉ではでは〜。

では〜。


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