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2688. Re: 湯冷ましは、化学実験には使わない・・・とおもふ。
お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/3/14(08:49)
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〉Ryotasanさん、こんにちは。
こるもさん、
お返事をありがとうございます。
〉ポイントレスで、失礼します。
かまいませんよ。
投稿がどんどん長くなると大変ですからね。
〉〉〉科学は西洋からやってきたせいか、時々こういう言い回しをします。
〉〉〉例えば化学実験では、沸騰したお湯、とはあまり言いません。
〉〉〉沸騰した水、といいます。(boiling waterですね)
〉〉〉私なんか、実験書で「ビーカーに沸騰したお湯を注ぎます」なんて
〉〉〉書いてあったら、気持ち悪いー!と思ってしまいます。
〉〉これなんですが、
〉〉湯冷ましなのか、
〉〉沸騰中の熱湯なのかは、
〉〉区別してほしいです。
〉これね。
〉私もあれ?と思いながら、書きました。
〉boiling waterか、 boiled waterかってことですよね。
〉さすがにRyotasanは見逃さないなあ・・・
実はずっと気になっていたんです。
〉ええと初めは私、100℃の水って書いたんです。
〉たぶん、実験書にも、そう書いてあると、思います。
〉その方が、間違いがないですからね。
これもねえ。
僕には理解できないんです。(^-^;)
実際に、
ぐつぐつと煮立っているお湯に棒形の温度計を入れても、
100度にはならないですよね。
〉でも、英語を考えたとき、boiling waterが浮かんでしまって、
〉それを日本語訳したのが間違いでした。
〉「沸騰している水」には何か違和感があったんです。
違和感に大賛成です。
こるもさん、
偉い!!
〉〉英語の boiling water は、
〉〉英国の人がお茶を入れるとき、
〉〉やかんからティーポットに注ぐ熱湯です。
湯冷ましについてですが、
飲料水に含まれているけれど煮沸すると検出できなくなる物質ってありますよね。
そういう物質について調べるとき、
ゆざましは使わないんでしょうか。
そういうのも化学の領域なのかと思っていたんですが。
時間のあるときで結構ですから、
教えて下さい。
〉英語多読をして思ったのは、私が「専門用語」だと思いこんでいた単語が、
〉普段使いされている、ということでした。
そうですね。
そういう例は沢山あります。
〉例えば「substitution」。
〉「substitution reaction」などと使います。
〉てっきり、「置換」という、専門用語だと思っていたんですが、
〉英語では「代理の先生」というときに、普通に使っている。
そうですね。
大人だったら日常会話の範囲ですね。
〉例えば「scavenger」
〉これはカタカナで「スカベンジャー」と、表記されることが多いのですが、
〉これも専門用語だと、思っていました。
〉でも、サバンナのハゲワシとか、そういう生き物にも使う。
そうですね。
日常会話では使わないかも知れませんが、
漫画の台詞や時事英語では使われるので、
誰でも知っているでしょう。
〉難しい単語じゃ、ないんだなー、と。
〉これも収穫です。
素晴らしい発見ですね。
英語文化圏の専門家も、
自分たちの用語を吟味して使っていることは多いです。
自分たちの用語が普通の英語から乖離すれば、
いろいろと不都合も生じるんだと思います。
〉〉〉だから、「並べ替え」という動作そのものに、無理があったんですね。
〉〉そのとおり!
〉〉大正解!
〉Ryotasanさんにほめられると、何だかとってもうれしいです。
〉〉〉「英語と日本語は語順が違う」とは教えてくれたけれど。
〉〉〉だから、語順を入れ替えて、和訳する、と刷り込まれた。
〉〉教科書がそういう風にできているし、
〉〉生徒は40人もいるし、
〉〉授業時間は戦前より少ないですから、
〉〉中学校の先生も大変です。
〉それはわかりますけど・・・
〉「なんのために和訳するのか?」がちがうような気がします。
〉テストのためですか?
〉意味をとるため、じゃないんですか?
〉「私は明日、私のおばあさんを訪問するでしょう」
〉って、なんですか?
変ですよね。
明日のこととはいえ、
自分がすることを「でしょう」なんて。
「私のおばあさん」も小学生の作文だったらOKでしょうが、
中学の国語なら「私の祖母」か単に「祖母」とした方が良いでしょうね。
意味をとるために和訳をはじめるわけですが、
細かい訳注のついた教科書を使って勉強を始めると、
訳すことが自己目的化されて、
意味が分からなくても、
矛盾していても、
日本語として不自然でも、
見過ごされてしまうんですね。
中学生に日本語で英文法を教えるばあい、
よほど上手にやらない限り、
こういう結果は回避できないような気がします。
〉ああ、Ryotasanさんに、からんでしまった・・・
いいですよ。
からんでくれて、
嬉しいです。
〉〉最後に、
〉〉象鼻問題について、
〉〉僕の考えを書いておきます。
〉〉鼻が長いのは、象だ。
〉〉(主) 鼻が長いのは、(述) 象だ。
〉〉象は、鼻が長い。
〉〉(主) 象は、(述) 鼻が長い。
〉〉どうです。
〉〉そんなに変じゃないでしょ。
〉〉でも、
〉〉これを「主語」と「述語」と見ると、
〉〉述語が長過ぎる感じがします。
〉〉それなら「主部」と「述語」と言えばどうでしょう。
〉象鼻問題の、答えが一つでないとするならば、
〉私が一番納得した答えはこれです。
〉述語「動物だ」が、省略されている。
〉象は、鼻が長い(動物だ)。
〉これが、一番無理がなく、私にはわかりやすかったです。
なるほど。
述語省略というわけですか。
面白いですね。
象は、鼻が長い動物だ。
日本語には主語の省略が多いという話は出ていましたが、
述語の省略も珍しくはないということになるわけですね。
〉今回、ちょっと疲弊してしまったので、私も少しお休みします。
〉読むことはしますので、レスをくだされば、いつか返答致します。
〉すみません。
いえいえ、
あっちこっちで返事を書くのは大変ですから、
気長にどうぞ。
お忙しければ、
お返事も不要です。
そしてやっぱり、
Happy reading!
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