Re: 英語帝国主義に屈しなかったYeats

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2661. Re: 英語帝国主義に屈しなかったYeats

お名前: はまこ
投稿日: 2008/3/11(09:08)

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Ryotasan、akoさん、こんにちはー。

お二人のお話を読んでいて、wikiに行ってみました。
へー、へー、へー!(いろんなへーです:笑)
アイルランドのことって何となくしか知らなかったけど、
改めて読んでみると、とても興味深い国なんだなーって感心しきりです。
調べてみるきっかけをくれたお二人とせんせーに感謝!

〉間に海があるとはいえ、
〉アイルランドのすぐ隣はブリテン島で、
〉英語の国イングランドがあります。

akoさんが東の端が日本なら、西の端はアイルランド、というようなことを
書いていたけど、私は(@@)/おーっ!そんな事考えた事なかったよー!
そっかーーー、日本が極東というのは小さい頃に習ったけど、極西のことには
興味をもってなかったよー!!!と、恥ずかしいので声は小さめで叫びました(笑)

〉アイルランドはイングランドから侵略され、
〉自国語を禁止されたり、
〉英語の使用を強制された歴史があります。
〉結果的に大部分の人が英語を使えるようになりましたが、
〉そこに複雑な思いはあるようです。
〉祖国の言葉を復興させようという運動もあります。

以下はwikiからの引用ですが、

「第2公用語は英語である。しかし一部の地方の中高年の層を除き殆ど全ての人が英語を使用している。近年はポーランドからの出稼ぎ移民が急増し、話者人口では既にポーランド語話者がアイルランド語話者を大きく上回っている。ダブリンだけでも、なんと12万人のポーランド人が居住しており、政治的影響力も年々増大している。」(以上、引用終わり)

近未来の日本?

〉Yeats は詩人として英語を選び、
〉イングランドやスコットランドの詩人に劣らない美しい詩を残しましたが、
〉その中で扱っている内容は非常にアイリッシュ的、
〉あるいはケルト的なのです。
〉欧州大陸の文化やイングランドの文化も学び、
〉それらの真似には終わりませんでした。

なるほど。

〉政治的なことは良くわからなかったらしく、
〉ムッソリーニ支持だったようです。
〉それでも、
〉作品の中ではファシズムを支援してはいませんでした。

ふむふむ。

〉英語・文化・植民地支配について考えるとき、
〉Yeats は注目すべき存在です。

Yeatsは日本の能の影響をうけたことでも知られているそうですね。
これもwikiで知りました。Yeatsについての記事がとても短いので、
wikiに書き込むファン?の人は少な目なのでしょうか。
Oscar Wildeについてはもっと詳しく書かれてありますね。
Yeatsと同じくノーベル文学賞を受賞した詩人のSeamus Heaneyについても
記事が少ないですねぇ。受賞は最近(といっても20年程前ですが)のこと
ですし、この方についてはこれからもっと書き込まれるかもしれませんが。

〉以上は、
〉パレスチナ出身の英文学者 Edward W. Said [サイード] の受け売りですが、
〉僕たち日本人が英語を通してどうして行くのかを考える上で、
〉参考にする価値があると思います。

多民族国家のアメリカでは、外では英語、内では母語や父親その他入り混じった
言語を使用するので、必然的にバイリンガル、トトリンガルになってしまう
子ども達への教育やサービスも充実しているそうですね。
(詳しい事は知らないのですが、聞きかじり)
日本も今後は世界標準としての英語を外では使うようになる、という方向へ進むの
でしょうか。何しろ日本国内だけで賄える事が少ないし。英米国の英語以外の
英語を使う国も増えてるみたいだし。自国の文化や言葉を大切にしながら、
いろんな国からも学ぶ。外を見て内を知る、内を知って外を尊重する。

日本でも公用語は日本語になったり、日本語と英語になったりするのでしょうか。
その際の日本語は標準語なのでしょうか。
私の普段の言葉は関西弁で、掲示板では標準語っぽい書き方をしますが、
いちいち翻訳しながら書いてる感は否めません。
伝わり方がちょっと違うだろうなーって思っています。

何だか取り留めのない話になってしまいました。
いろいろと考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
では〜(^^)/


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