Re: Titanic…  ("TITANIC An Illustrated History")

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[電球] 2623. Re: Titanic…  ("TITANIC An Illustrated History")

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2008/3/8(01:03)

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なんだかSt. Patrick's Day(3月終わりごろ)に合わせて
アイルランド・ウィークみたいになってきました・・・
さかい@tadoku.orgです。

〉Ryotasanさん(太陽みたいですみません…)、みなさん、こんばんは。たかぽんです。

〉Titanicのことに言及されましたが、ちょうど、ちょうど、タイタニックについての、
〉でっかい本を、たぶん一年越し?で読み終えたところだったので、おどろきました。

〉"TITANIC An Illustrated History" Don Lynch / Ken Marchall

〉語数はたぶん8万語ぐらい。読むのゆっくりすぎでしたが…

〉絵や写真がすごく豊富で、内容もすごく詳しかったです。

〉9割方読んで、長いことほったらかしてて、久々に引っ張り出して、やっと読み終えたら、
〉「Titanic」の文字が出てたので、おお!と思ったということでした。非常に個人的事情でしたが…

〉それでは…

Titanicのテーマ曲はどういうわけかアイルランド風ですよね。
(Enyaだった?)

それでね、このたかぽんの投稿を見ているいま、
実は Miller's Crossing という映画をちらっと見ていたのです。
(4月から授業に導入のポータブルCDプレーヤのテスト)
このところsynchronicityの嵐ですね!

Miller's Crossingは今回のアカデミー作品賞を受賞した
(Still another synchronicity!)
コーエン兄弟の作品で、いろいろおもしろい映画を撮っている
コーエン兄弟の中でもいちばん完成度が高いのではないだろうか?
ぼくはまだDVDになっていないころから、欲しくて欲しくてしょうがない
作品でした。

この映画のバックに流れるアイルランド風の音楽がいいのです・・・
切ないのですよ・・・
最後の(?)エンド・ロールでもずーっと流れるから、ぜひ
最後までじっくり浸ってください。

主人公はもうなんで生きてるのかわからない一匹狼・・・
これがよいのですよ。この映画のいいところは音楽と、
この男のやるせなさですね。
演じるのはThe Usual SuspectsのGabriel Byrne
アイルランド系なんでしょうね。
やるせない、切ない、普通に生きようと思ってたのに
どこかで踏み外して、そのまま元の道に戻れなくなった虚ろさ・・・

この映画はアイルランド・マフィアとイタリア・マフィアの
複雑な絡み合いです。
1回見ただけではわからないかもしれないけれど、
音楽の良さとGabriel Byrneの渋さに惹かれて何度か見ると
もうはまります。

あ、何の話を始めたのかわからなくなってますが、
競演の John Turturroがまたよいのですよ!
この人はつい最近紹介した Quiz Show でもまあなんとも
微妙な役を演じております。うまいんだ、これも!
うまいといえば、通好みのSteve Buscemiも出てますね。
この人を気に入るっていう人は本当に(ひねくれたという意味で)
通だと思うな。自分はそうではないというあこがれとねたみを
含んで、通だと思う。

そうか、Gabriel Byrneの演じる主人公は椿三十郎に似ているかな?
結局、二つのやくざ勢力を闘わせて、両方を破滅させて、去る・・・
(ぼくはそういうのと、トロイの木馬が好き。力のない庶民が
 大きな張り子の虎に対抗するにはね・・・)
好みもあるでしょうが、映画としては椿三十郎の方が力はあります。
でも、この映画も、本当は匹敵しかねないくらいよい!

あー、いくらアイルランド・ウィークみたいになってきたといっても
これは暴走しすぎだ・・・


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