Re: 文法問題

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/7/17(16:46)]

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2614. Re: 文法問題

お名前: こるも
投稿日: 2008/3/7(15:11)

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杏樹さん、返答ありがとうございます。

〉〉やめようかな、とは思いましたが、やっぱり出てきちゃいました。

〉勝手に引用してごめんねー。でも読んでくれてるだろうなと思って。

長年の象鼻問題に答えてもらって、うれしいです。

〉〉そっかー、だから主語と述語なんだー!と膝を打ちましたよ。
〉〉主語と動詞ではないんですねー。
〉〉確かに!
〉〉今までなんで気付かなかったんだろう?

〉ひょっとして英文法を勉強してましたか?

杏樹さん、おもしろーい。
まじめな顔(?)してこういうこと言うんだもん。

いえ、なんで、文法用語が異なるのかな?と思っていました。
そっかー、日本語の場合、動詞がなくても文が成り立つから、なんですね。
おんもしろーい。

〉〉〉某所でこるもさんが気にしていた「象は鼻が長い」という文章があります。これは「象は」が主語で、「鼻が長い」が述語です。しかもこの文にも動詞は存在しません。英語にはありえない文型です。
〉〉〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。

〉〉おお!
〉〉象鼻問題に、解答してくれて、ありがとうございます。

〉〉でも、ちょっとだけ、いいですか?
〉〉「象は」が主語、というのは、私も賛成なのですが、
〉〉「鼻が長い」が述語、というのは、ちょっと疑問なんです。
〉〉だって、「述語」というからには1文節で答えたいじゃないですか。
〉〉でも、「長い」じゃぁ、ないですよね。
〉〉「象は、長い」だと意味が変わってしまう。
〉〉では主語を「鼻が」にすると「鼻が、長い」になって
〉〉文は通りますが、「鼻が」は主語ではない、ような気がします。

〉それはですね…「鼻が長い」も「主語+述語」で成り立っている文です。そしてこの「主語+述語」のひとかたまりが「象は」という主語に対する述語になっているのです。
〉(主語A)「象は」
〉(述語A)「鼻が(主語B)」+「長い(述語B)」
〉…って書いたらわかるでしょうか。

ううむ・・
何だかだまされた気分・・・

でもあれですね。
必ず主語と述語がなければならない、って考えも、よく考えたらヘンですね。

〉でもタネ明かししますと、この考えは中国語の勉強をしていて覚えたのです。しかもそのときの例文がまさに「象は鼻が長い」だったので、こるもさんの疑問を見て驚いたのです。日本語ではどういうのかよくわかりませんが、中国語文法では「主述語文」または「主述句述語」といいます。
〉中国語でも「象は鼻が長い」は「象鼻長」と書くのです。

ここがね。非常に面白いと思いました。
中国語と日本語って、全然違う言葉だと思っていたんです。
文法的に。
でも、似ているところもあるんですね。
と、言うことは、中国語も、動詞を必要としないときがあるんですか?

〉私が日本語の文法の参考にしているのは国語辞典と国語総覧ですが、文法に割くページも少なくあんまり細かく書いていません。ただ、「連文節」として「春は桜が美しい」という例文があるのを見つけました。そして「主語+述語」と書き添えられています。ですから正しくは「主語と述語からなる連文節」というのかもしれません。
〉ついでに「春は桜が美しい」は中国語では「春天桜花美」になります。やっぱり順番そのままですね。

「象は鼻が長い」って、何だかぼんやりとしていて日本語的です。
これが英語直訳的に(怒られるかもしれませんが)「象は長い鼻を持つ」
だと、焦点がびしっっとあってしまって、不自然ですね。
あ、でも科学書だったらこういう書き方をしますね。

〉私の場合、日本語が好き、というより外国語の対比としておもしろいなーと思って覚えていったようなところがあります。動詞の活用なんかは国語の時間に「へー」と思って聞いていたことを覚えてるとか。勉強したと言うより「おもしろいな」と思ったから覚えてるんです。

いやー、本当に面白かったです。
こんな話が聞けて、まりあさんに感謝!です。

で、思ったんですけど・・・
I am a boy.って、「I=私」「am=です」「a=ひとりの」「boy=少年」
と、習ったじゃ、ないですか?
で、amは動詞、だと習いました。
これだと、「です=動詞」と覚えてしまっても、仕方がない。
実際私も、そう思っていました。
なんか違和感はあったんですけど・・・
「です」って活用しないし・・・

でも、杏樹さんの説明だと、「です」は動詞ではないわけだから、
明らかに日本語の文法が間違っている!
というか、間違い「です=動詞」を刷り込まれている!
ひえ〜!
有害な上に間違いを教えられていたってこと?
おそろしい〜。
文部省(当時)は何をしていたんだ!

今でもこういう説明なのでしょうか・・・?


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