[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/11/25(04:56)]
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/3/6(01:20)
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杏樹さん、今晩は。 まりあ@SSSです。
〉まりあさんの投稿の趣旨からはちょっとずれるかもしれませんが、やはりお伝えしたいことがありまして…。
ちょっと私の書き込みの意図を誤解されたような...
私の書き方が悪かったせいかもしれませんm(_._)m
〉〉 wantは「〜を欲しい」という他動詞と学びます。
〉〉 目的語は「〜を」と訳すのは文法上のお約束。
〉〉 Which do you want, money or a jewel?
〉〉 I want maney.の流れなら「私はお金を欲しい」と訳すのは
〉〉 不自然ではありません。
〉これは英語の文法をそのまま日本語に当てはめることから来る「誤解」です。
〉「私はお金を欲しい」は「誤り」です。
英語の文法をそのまま日本語に当てはめて「誤った」日本語
になった場合でも、多くの人があまり「不自然だと感じない」
ことがある、といいたかったのです。
〉英語のwantは「動詞」です。
〉日本語の「欲しい」は「動詞」ではありません。「形容詞」です。
〉ですから日本語で「〜を」という「目的語」にならないのは正しいのです。
私がいいたいのは、上記のような知識がなくても、たくさん
触れてきた日本語では
「私はお金が欲しい」と正しい方を選べるでしょう?と
いうことです。
〉これと同じようにたくさんの人が間違っているのが「好き」という言葉です。
〉これも「○○が好き」というのが普通で、「○○を好き」とは言いません。
〉英語のlikeは「動詞」ですが、日本語の「好き」は「好きだ」という「形容動詞」の語幹なのです。ですから同じように「〜を」でなくていいんです。
〉この誤解のおおもとは、英語と日本語の構造が根本的に違うのに英語で覚えた文法構造をそのまま日本語に当てはめてしまうことです。
学校で目的語は「〜を」と訳させるところから、間違った
日本語を書いて○を貰う、ついには、その誤った日本語が
市民権を得てしまう。学校文法で英語が出来なくなって、
日本語も破壊される。酒井先生が学校英文法を目の仇に
するのもむべなるかな!
〉ですから構造の違う英語の文法で日本語の説明をするとおかしなことになるのです。
英語の文法で日本語の説明をするつもりはなかったのですが..
いいたいことは、文法知識がなくても、日本語では正しい方を
選べる、ということです。
英語と日本語では構造が違いますから、英語の文法で日本語を
説明出来ないのは当然です。
▲返答元
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