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お名前: Cheeks
投稿日: 2007/12/15(11:50)
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〉ポン仲間、まだひっぱってて、すみません、ひまわりです。
ひまわりさん、ひっぱってー!
たかぽん、まだいらっしゃいますう?色んな輪に入っていらっしゃるから、迷子になりそうですねー。いいなー。私、「迷う」って好きなんです。道に迷うの大好き。迷ってから、見つけると喜びが倍増するからかしらん。
Cheeksです。
〉今朝目が覚めたら、頭の中が、マレーシアでした。
〉マレーシア語に、「かんぽん」って、あります。
〉学生時代、マレーシア人の親友の実家にすこしの間、おいてもらったことがあって、
〉そのとき、なんどか「かんぽん」に連れて行ってもらいました。
〉日本語で言う「いなか」みたいな感じかなあ。
〉「かんぽん」には、友人の、おじいちゃんおばあちゃんや、親戚とかがすんでいました。
〉で、「かんぽん」には、背の高いココナツの木とか、ジャックフルーツの木とか、あって、
〉「お猿がのぼって、木の実をとってくれるんだよ」って、高い木を見上げながらおしえてもらいました。
〉訪れたおばさんちのお隣の家が、そのためのトレーニングをうけた猿を飼ってるって言っていた。
〉道は、舗装されてないデコボコ道で、ほこりっぽい道の脇を細い川が流れてました。
〉茶色の道と、茶色の川のほかは、緑の草と、緑の木と、青い空。
〉あと、黄色い花が、道の脇の茂みによく咲いていました。
〉「かんぽん」のおうちは、緑の中にあって、高床式みたいになっていた。
〉ハリラヤの時期に訪れたので、向こうのお母さんが縫ってくれた「ばじゅ・くろん」(向こうの正装)を着て、
〉「すらま・はりらや〜」って、ギシギシ言う木の階段を上って、家を訪れ、
〉おばあちゃんや先に訪れていた親戚の人たちの手をとって、挨拶した。
〉お菓子やシロップのような赤い甘い飲み物や、たくさんのごちそうで、歓迎してもらいました。
〉そうやって何軒も、何軒も、まわった。
〉外を、いつも、茶色いにわとりが走っていました。
〉思わずにわとりに視線の行くわたしに、お母さん(向こうのお母さん)が、
〉「あなたの好きな“あやむ・かんぽん”(「地鶏」みたいなものかな?)だよ。
〉おいしそう?」って、言って、笑いました。
〉「あやむ・かんぽん」の揚げたのをチリソースで煮たヤツが、妙にうまいのだ!
〉あのころ、ハリラヤにはどこの家も、直径がドラム缶の倍くらいはある大きな鍋で、それをつくってました。
〉わたしも、よく手伝った。
〉みんな、「同じ“あやむ”でも“かんぽん”のは、やっぱり違う!うまい!」って、言ってました。
〉あと、「かんぽん」の緑の中には、ふつーに、水牛とか、放し飼いみたいになってました。
〉木の囲いがある時もあったけど、「おいしそうだからって、ちかよっちゃだめよ〜」って、何度か注意されたことがある。
〉う〜ん、彼らは、わたしがみるものみるもの、みんな「おいしそー」って思ってるって、なんで、思ってたんだろうなあ(笑)。
〉そういえば、わたし「かんぽん」のおばあちゃんの庭に「らんぶーたん」(毛むくじゃらの果物)の木、一本、もらいました。
〉「そんなにおいしかったら、この木、まるごと一本あげるよ。いつ食べに来てもいい」って。
〉アリとたたかいながら、食べるのが大変なんだけど、ほんと、おいしいんだよな〜。らんぶーたん。
〉すっかり長くなりました。思い出が爆発してしまいました。
〉(ふたたび、失礼いたしました!)
マレーシア、一度は行きたい場所です。とても豊かな文化があるようですね。なんでも「おいしそう」って、シンプルでいいなー。焼き肉食べまくってるくせに、皮を剥がれて、天井から下げられている牛を見て、かわいそう!とか思ってしまう私より、ずっと「かんぽん」のおばあちゃんの感覚は正常だと思います。近いうちに、行きます、マレーシア。
素敵な思い出を教えてくださってありがとう!!!!
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