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お名前: ひまわり
投稿日: 2007/12/15(10:02)
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ポン仲間、まだひっぱってて、すみません、ひまわりです。
今朝目が覚めたら、頭の中が、マレーシアでした。
マレーシア語に、「かんぽん」って、あります。
学生時代、マレーシア人の親友の実家にすこしの間、おいてもらったことがあって、
そのとき、なんどか「かんぽん」に連れて行ってもらいました。
日本語で言う「いなか」みたいな感じかなあ。
「かんぽん」には、友人の、おじいちゃんおばあちゃんや、親戚とかがすんでいました。
で、「かんぽん」には、背の高いココナツの木とか、ジャックフルーツの木とか、あって、
「お猿がのぼって、木の実をとってくれるんだよ」って、高い木を見上げながらおしえてもらいました。
訪れたおばさんちのお隣の家が、そのためのトレーニングをうけた猿を飼ってるって言っていた。
道は、舗装されてないデコボコ道で、ほこりっぽい道の脇を細い川が流れてました。
茶色の道と、茶色の川のほかは、緑の草と、緑の木と、青い空。
あと、黄色い花が、道の脇の茂みによく咲いていました。
「かんぽん」のおうちは、緑の中にあって、高床式みたいになっていた。
ハリラヤの時期に訪れたので、向こうのお母さんが縫ってくれた「ばじゅ・くろん」(向こうの正装)を着て、
「すらま・はりらや〜」って、ギシギシ言う木の階段を上って、家を訪れ、
おばあちゃんや先に訪れていた親戚の人たちの手をとって、挨拶した。
お菓子やシロップのような赤い甘い飲み物や、たくさんのごちそうで、歓迎してもらいました。
そうやって何軒も、何軒も、まわった。
外を、いつも、茶色いにわとりが走っていました。
思わずにわとりに視線の行くわたしに、お母さん(向こうのお母さん)が、
「あなたの好きな“あやむ・かんぽん”(「地鶏」みたいなものかな?)だよ。
おいしそう?」って、言って、笑いました。
「あやむ・かんぽん」の揚げたのをチリソースで煮たヤツが、妙にうまいのだ!
あのころ、ハリラヤにはどこの家も、直径がドラム缶の倍くらいはある大きな鍋で、それをつくってました。
わたしも、よく手伝った。
みんな、「同じ“あやむ”でも“かんぽん”のは、やっぱり違う!うまい!」って、言ってました。
あと、「かんぽん」の緑の中には、ふつーに、水牛とか、放し飼いみたいになってました。
木の囲いがある時もあったけど、「おいしそうだからって、ちかよっちゃだめよ〜」って、何度か注意されたことがある。
う〜ん、彼らは、わたしがみるものみるもの、みんな「おいしそー」って思ってるって、なんで、思ってたんだろうなあ(笑)。
そういえば、わたし「かんぽん」のおばあちゃんの庭に「らんぶーたん」(毛むくじゃらの果物)の木、一本、もらいました。
「そんなにおいしかったら、この木、まるごと一本あげるよ。いつ食べに来てもいい」って。
アリとたたかいながら、食べるのが大変なんだけど、ほんと、おいしいんだよな〜。らんぶーたん。
すっかり長くなりました。思い出が爆発してしまいました。
(ふたたび、失礼いたしました!)
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