Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

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2167. Re: 子どもに多読してほしいからって、これでは・・・

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/10/15(23:27)

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こんにちは。

〉そこですよね、問題は・・・
〉ちょうどぼくが先週の多読通信で書いたコラムの内容とぴったりなので、
〉出てきてしまいました。
〉これが多読の広がりなのでしょう。ぼくたちが同行できる話では
〉ありませんね。

私もコラムを読んで「これでいいのか?」と思ってました。
やはりこちらの多読法は「SSS多読法」とか固有名詞が必要なんじゃないかと思います。前にそういったことを先生に言った時は多読は多読だから「SSS」という名前にこだわりたくないようなお返事でしたが。
しかし多読という方法がいろんなやり方で広がってしまうと、「多読」という言葉で一緒くたにされてしまって、多読三原則による方法を理解してもらうのに妨げになるのでは…と思います。

〉〉こちら、世界一周ゲームを楽しみながら、多読を進めるんだそうです。
〉〉http://www.reading-adventure.com/index.php

この方法では「多読三原則」も採用していませんし、fionaさんが危惧している通りポイントを貯めるために読む、というのが目的になってしまう恐れがあります。
それで挫折したらかえって問題はないと思います。しかし世の中にはがんばって勉強してしまうまじめ〜な人もいるんですよ。がんばって読んでがんばってポイントを貯めて、ゲーム終了。それで英語の本を「普通」に読むことが出来なかったとしても、英語の勉強とはもともとそういうものばかりですから特に問題視もされず、他の英語の勉強法と同じように考えられて終わり。

〉ぼくは少なくとも、一方ではすでに出ている(!)、そしてこれから
〉続々出てくる(?)「ビジネスとしての多読」と、
〉他方ではみなさんが「心から楽しんでいる多読」を、
〉しっかり分けて見分けなければ多読そのものが危うくなると
〉心配しています。

〉しょうがないですねえ、これが自然の成り行きというものか・・・

やっぱり固有名詞をつけませんか?新しい名前を考えてもいいですし、とにかく「多読三原則」を採用することを大前提にした「多読法」として、他の「多読法」と区別できるようにしたほうがいいんじゃないかと思うのですが。

やはり多読三原則にのっとった多読法は他の勉強法とは違うカテゴリでいてほしいんです。私も含めて英語に挫折した、英語の勉強が出来ない、勉強する根性がない、そういった人たちがたくさん救われましたから。がんばって勉強する人にはいくらでも勉強する方法があります。しかし英語の勉強が出来ない人ためにもSSS多読法が他の多読法の中に埋もれないで欲しい、いっしょくたにされないようにしてほしいのです。


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