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2030. Re: 英語が使えて、金銭的な得をしたこと/できること
お名前: 柊
投稿日: 2007/7/6(09:05)
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バナナさん、おはようございます。柊です。
〉SSSメルマガに載っているトオルさんの最近の話とても面白く拝見しています。
面白いですよね。
〉「多読やって、英語にしり込みしなくなって、xx万円得しました」
〉という、プロフィットの話もあるはずで、そうしてみると実は金額換算
〉できる部分のプロフィットだけでも(もちろん金額換算できないほうが
〉多いんでしょうけど)
〉 多読開始後の累積コスト < 多読開始後の累積プロフィット
〉ということもありうるのかなとも思えます。
変わった発想だと思いましたが、実は当たり前のことかもしれませんね。どんどん議論してみたいです。
が、私の場合ほぼ、本の話しかありません。たとえば、
(1)歴史の本でこのことについて書いてある本が読みたい
たとえば、「ヘンリー八世と六人の王妃」
(2)日本語の本が少ない
そこに、Antonia Fraserの翻訳が1冊。
(3)翻訳は高い
アントーニア・フレイザーは4410円、原書だとamazon.co,jpでは2063円のものがあります。翻訳は監修の人までいますが、前書きなど読んだ感じ、本来は一般向けの本です。
(4)翻訳は選び方が変なことがある
英語が読めるようになって探すと、フレイザーは読みやすいけど怪しいという評価があったとか、別の本で、英語圏では割りと評価が低いものなんじゃないかというものもありました。
このあたりが歴史関係で金銭的に関係するところです。マイナーな本ほど翻訳が高い(専門書として出版されるせいでしょう)し、かといって日本では桐生操(一冊にいくつもの時代のことが書いてあるので、あまり詳しくない)ぐらいしか書いていないということが多い。翻訳が安い場合は専門的なことが書いていない軽めの本で、それぐらいなら日本でも出ているという場合もある。
それからWikipediaで平気で英語版を読めるようになってくると、本に書いてあったことが一般的にどう評価されているかがわかったりします。場合によっては、Wikipediaだけで満足することもありますね。
それから、高い値段でしか売っていない古典(文学でも、自然科学でも、政治関係でも)が、Project Gutenbergでは著作権が切れてただで読めるというのはよくある話です。訳者の著作権が切れていないということらしいですね。
洋書を買おうと思ってamazon.comで調べてみると、amazon.co.jpではわからなかったけど、別の本と同じものだということがわかったということもあります。うっかり買ったら重複するところでした。
金銭的に得をしたというとこんな感じ↑ですね。
できるようになったことというと、子どもの頃「名探偵事典」に載っていて、大人の本が読めるようになったら読もうと思っていたシリーズが、実は子ども向けの翻訳しかなかったとか、2作ぐらいしか翻訳されていなかったとかいうことがあり、それが英語が読めると他の作品も読めたということがあります。元が英語ではないものもありました。
最近、ジョセフィン・テイが翻訳されていますが、原書は半世紀前に出ていますから、時間がかかるという場合もあるようですね。
Titus Crow Sagaは原書だと一気読みできる(1989年完結)けど、翻訳は短編集が出たのが2001年で、長編の第1作が2006年。第2作はまだで、長編は7作あるので、翻訳で読もうとすると何年後になるかわかりません。ただし、短編集は日本語だと882円だけど、原書は絶版で1万円とかの中古しか見当たりません。
これは一長一短と言った方がいいですね。
段々ずれてきた気がするので、この辺で。
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